気が小さくても立場を悪くせずとも職場のアホを撃退できる!都合のよすぎる方法

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気が小さくても立場を悪くせずとも職場のアホを撃退できる!都合のよすぎる方法

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797397321
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

上手にキレられない人は損してばかり。キレやすい人は、敵をたくさん作ってしまう。孤立してしまうこともある。

とはいっても、怒りを何でもかんでも抑え込んでしまうのは、正解だとはいえない。
なぜならば、怒りのパワーは、
「仕事への活力が生まれる」「自分の身を守る」「自己アピールができる」など、
多岐に渡るメリットを生むからだ。
そもそも怒りをすべて抑え込んでしまうと、ストレスがたまり、精神衛生上にもよろしくない。

つまり、怒りは、ほどよく発動させるのがベストなのである。
なお、怒りは、誰もが大なり小なり持っている「攻撃性」から生まれるものである。

そこで役立つのが、本書。
本書は、「攻撃性」をビジネスに活かすための方法論をロジカルにまとめたものである。
攻撃性を、ベストなシーンで、ベストなタイミングで、ベストな相手に対して、ベストな使い方をすれば、
ビジネスをはじめ、世の中を渡っていく際に大きく有利になる。

著者は、ドイツの犯罪学の教授。
刑務所などでの暴力矯正プログラムという、攻撃性を抑える方法論が元々は専門。
と同時に、攻撃性をむしろ活かす研究も行ってきた。
つまり著者は、攻撃性に非常に精通している。

アホとは戦わずにしのぐのも1つだが、
短時間でストレスを消し、自分の希望を達成したいのであれば、
この本は強い味方になってくれるに違いない。

また、「いい人をやめなさい」と言われたものの、
いい人と攻撃性のバランスが悪くなっていて、キレ方が上手ではないという人も、特に日本人に多い。
本書は、そんなバランスのとれたキレ方も、習得できるようになっている。

***************************
以下は、予定の目次
↓ ↓ ↓
【第1章】理想は、「平和的8:攻撃的2」の割合
【第2章】「平和的8:攻撃的2」を実現させるには、この攻撃性だけを発動させよ
【第3章】ポジティブな攻撃性とは何か?
【第4章】人は、8つの役割のどれかを演じている。役割に合わせて攻撃性を発動させると、もっと良い
【第5章】攻撃性を理解すれば、アホからの攻撃に備えることもできる
【特別付録】あなたの攻撃性を、診断テストでチェック!

【第1章】理想は、「平和的8:攻撃的2」の割合
・攻撃的すぎると、周囲は敵だらけになる
・かといって攻撃性をすべて抑え込むのもよくない
・攻撃性を抑えてしまうと、ストレスはどんどんたまる
・しかも攻撃性は、「人間関係を思い通りにする」「最高のパフォーマンスをあげる」な
どいい面も持っている
・要はバランスが大事
・理想は、「平和的8:攻撃的2」の割合
・力の8割は平和的に利用。会社やチームの精神や協調性に使う
・残りの2割は攻撃的に利用。希望を押し通したり、自分を守るために使う

【第2章】「平和的8:攻撃的2」を実現させるには、この攻撃性だけを発動させよ
・日常の仕事における攻撃性は6つに分類できる
1)無意識にとっさに発動される攻撃性
2)フラストレーションによる攻撃性
3)復讐や仕返しに使われる攻撃性
4)劣等感を他のことで補うのに使う攻撃性
5)自分に対して向かう攻撃性
6)ポジティブな攻撃性
・以上の1)?5)は、自分にとって有害となるので、実行しないほうが良い
・残りの1つ「6)ポジティブな攻撃性」だけは実行したい

【第3章】ポジティブな攻撃性とは何か?
・当意即妙に言い返すレトリックを駆使
・一杯食わせる
・無茶ぶりをする
・期日ぎりぎりにフィードバックする
・敢えて怒っている演技をする
・視線で相手を弱らせることもできる
・いずれも、事前に用意して、練習しよう
・注意事項があります。攻撃的になる前には、告げ口される事実は作ってはいけません

【第4章】人は、8つの役割のどれかを演じている。役割に合わせて攻撃性を発動させる
と、もっと良い
・企業やチームのメンバーは、8種類の役割に分類できる
1)チームのトップという肩書を持つ「指導者」
2)実は本当のトップである「影の権力者」
3)リーダーに忠実な太鼓持ちの「副官」
4)言われたとおりにしか動かない「同調者」
5)チームに溶け込まず、尊敬もされない「孤立者」
6)低レベル同士の2人が組んで互いをかばい合っている「コンビ」
7)特に感謝されない下働きをする「使い走り」
8)チームの中でいつも犠牲になる「スケープゴート」
・なお、一人一役とは限らない
・自分がどれに当てはまるのかを見極める
・よく付き合う相手の役割も知っておく
・タイプ別! 理想的な攻撃性を実現させる方法

【第5章】攻撃性を理解すれば、アホからの攻撃に備えることもできる
・アホが使う常套手段を知っておこう
・アホの常套手段は、次の4つがほとんど
1)自分の責任を否認する
2)不公正な行動を否認する
3)より高次の部署や要素を持ち出す
4)相手を低く見積もり、相手自身に責任をなすりつける

【特別付録】あなたの攻撃性を、診断テストでチェック!
・50の質問に答えることで、自分がどれだけ攻撃的かが診断できる
・高得点でも低得点でもいいというわけではない
・高ければ、攻撃性をもっと抑えなければならない
・低ければ、攻撃性をもっと出さないといけない
・ただ、どの点数になっても、「平和的8:攻撃的2」を意識するようにしたい

Jens Weidner[イェンツ・ヴァイドナー]
著・文・その他

片山 久美子[カタヤマ クミコ]
翻訳

内容説明

職場の人間関係に悩まなくなる秘策が満載!

目次

序章 いい人をやめる必要はない。ちょっと変わればいいだけ
第1章 ストレスは無理して抑えるな。むしろ従った方がいい
第2章 攻撃性のうち9割は、発動させてはならないもの
第3章 攻撃性の中で唯一推奨されている「ポジティブな攻撃性」とは
第4章 敵を知ることで、ポジティブな攻撃性は発動させやすくなる
第5章 自分の攻撃性や闘志を知ると、ポジティブな攻撃性はもっと発動させやすくなる
第6章 職場環境を知ることで有利な立場になれる
第7章 効き目は折り紙付き!ポジティブな攻撃性をさらに強める行動
第8章 禁断の秘技「中和の技術」―知っておいて損はない。でも実際には使うな!

著者等紹介

ヴァイドナー,イェンツ[ヴァイドナー,イェンツ] [Weidner,Jens]
ハンブルク応用科学大学経済社会学部の教育学及び犯罪学教授。ドイツ対決的教育学研究所(IKD)共同経営者、「攻撃性セミナーサービス&マネジメントトレーニング(ASS)」社オーナー。反攻撃性トレーニング(Anti‐Aggressivit¨ats‐Training,AAT)開発者。攻撃性を抑えるためのトレーニングプログラムを開発し、ドイツやスイスで100以上の暴力矯正プログラムにかかわる。1994年からはこれを逆の視点から利用し、やり遂げる力と闘志を高めたい人々のトレーニングを行っている

片山久美子[カタヤマクミコ]
6歳から11歳までドイツのデュッセルドルフで育つ。東京外国語大学ドイツ語学科卒。ゲッティンゲン大学、ボン大学に留学。ボンと東京での通信社勤務を経て、現在はフリーの翻訳者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

31
気が小さくても立場を悪くせずとも職場のアホを撃退できる! 都合のよすぎる方法。イェンツ・ヴァイドナー先生の著書。自己主張、自己顕示が強すぎのも問題だけれど、必要な自己主張、自己顕示が出来ないことも問題。適度な自己主張、自己顕示ができる力を身につけることが大切。2018/12/13

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

25
励ましてくる男性ほど実は要注意

みき

13
どうやら僕は気が小さいわけではなかったらしい。 会社が権力ゲーム、政治ゲームであることを否定せずに、その中で気の気の弱い方がどう振舞えば良いかをマニュアル化した本。 悪くない。この本通りに振る舞えるば歯噛みすることは少なくなりそう。 気の弱さゆえに不当な扱いを受けていると思っている人は読んでみても良いかも2021/03/15

とび

4
題名は「職場のアホを撃退する方法」であるが、この本を読んで分かることはむしろ「職場における戦略的な人間関係の構築方法」に近い。ではなぜ、職場では(程度の差はあれ)「戦略的」になる必要があるのか?なぜなら、人は100%いい人ではいいように利用され、とんでもない損をさせられるからだ。したがって、適切に自身の攻撃性を用いて、フェアではない攻撃から自分を守る必要がある。具体的用法は4章と7章を読んでおけばoK。プライベートでの悪用は厳禁。以下、①個人的にまとめた大まかな教訓、②実際の戦略など個人的覚書である。2021/04/07

Jack Amano

2
邦題ほど中身は過激ではない。職場のアホのアホさがどこから来ているのかの分析とそれに対する対処法など、きわめてまっとうな本です。「良い人」は良い人であるが故に、アホからカモにされやすい。適正に反撃することで、アホにカモだと思わせないようにすることが必要。 良い人を止めずに、自分の中にある適度な攻撃性を少し解放してあげることが大事。その方法についてもいろいろヒントが書かれています。 でも、本当に職場に何でこんなにアホが多いのだろう、と思う。ちゃんと仕事しろよ、と言いたい。2019/07/24

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