SB新書<br> ニュースの“なぜ?”は日本史に学べ―日本人が知らない76の疑問

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SB新書
ニュースの“なぜ?”は日本史に学べ―日本人が知らない76の疑問

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797396294
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

今を知りたければ、歴史に学べ!

日本の大混乱は、100年前の史実をみればわかる!

未曽有の人口減少、天皇の生前退位、イデオロギーの衝突――
日本は、いま政治・経済・国際情勢のなかで、大転換期にあるのではないでしょうか。しかし、日々のニュースの追いかけるだけでは、深層を読み解くことはできません。では、どうするか? 現在の表層のニュースに隠れた「日本史」をたどることで、「現在」がクリアに浮かび上がってくるのです。
本書は、現代の日本の大問題を解くうえで欠かすことのできない、歴史的な視点を提示し、日本の「なぜ?」に、日本史から答えます。予備校講師として「わかりやすい!」と人気の伊藤先生による、「原因と結果」の日本史!

第1章 日本経済は復活するか
第2章 日本の政治と天皇制
第3章 日本の軍事・外交史
第4章 少子高齢と格差社会化
第5章 歴史でたどる日本人の空気


伊藤 賀一[イトウ ガイチ]
著・文・その他

内容説明

ニュースは旬な事件やテーマを取り上げるものですが、それを立体的に理解するには過去のプロセスを知る必要があります。私は、受験生向けの学習アプリ「スタディサプリ」で講師を務めるプロ講師です。日本史を中心に倫理、政経、現社、世界史、中学地理・歴史・公民などを横断的に教えている、いわば「社会科のオールラウンダー」。本書では社会科の幅広い視点でニュースを解説します。それこそが日本史と日本の大問題をつなげる有効なアプローチだからです。

目次

第1章 日本経済は復活するか(なぜ江戸は世界一の都市になれたか?;今の日本経済に停滞感を感じるのはなぜか? ほか)
第2章 日本の政治と天皇制(「開かれた皇室」は本当に開かれているか?;日本は本当に唯一の単一王朝国家なのか? ほか)
第3章 知られざる日本の軍事・外交史(日本に戦争の危機は訪れるか?;なぜ戦争は起きるのか? ほか)
第4章 深刻化する「少子高齢化」と「階級社会化」(日本の「少子化」はどこまで進んでいるか?;なぜ「少子化」が進んだのか? ほか)
第5章 歴史でたどる日本人的「空気」と「気質」(なぜ「女性活躍」は進まないか?;日本人が不倫に厳しいのはなぜ? ほか)

著者等紹介

伊藤賀一[イトウガイチ]
1972年9月23日京都生まれ。リクルート運営のオンライン予備校『スタディサプリ』で日本史・倫理・政治経済・現代社会・中学地理・中学歴史・中学公民の7科目を担当する「日本一生徒数の多い社会講師」。43歳で一般受験し、2018年現在、早稲田大学教育学部生涯教育学専修3年に在学中。新選組で有名な壬生に育つ。洛南高校を経て法政大学文学部史学科卒業。東進ハイスクール最年少講師として30歳まで出講後、教壇を一旦離れる。全国を住み込みで働きながら見聞を広め、四国遍路を含む4年のブランクを経て秀英予備校で復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつのすけ

31
「歴史は繰り返す」と言われるが、本書を読み、正にその通りだと思った。二度にわたる世界大戦の原因がブロック経済圏だったとの記述を読むと、アメリカのトランプによる現在の情勢は、非常に危険な状況だと感じる。政治家こそ歴史から学んで欲しいものだ。2019/07/16

Daisuke Oyamada

28
人類初の人口減少など、日本は、いま政治・経済・国際情勢のなかで、大転換期にあるが、日々のニュースを追いかけるだけでは、深層を読み解くことはできない。 現在の表層のニュースに隠れた「日本史」をたどることで「現在」をクリアーに出来る。そんな概念から、様々な事例を歴史をベースに打開策の「76項目」提示しています。 「今を知りたければ、歴史に学べ!」と著者は説く。 ・天皇の生前退位はなぜ・・・ https://190dai.com/2023/08/23/ニュースのなぜは日本史に学べ-日本人が知らな/2023/08/17

hk

19
本書からの収穫は次の4つの知見だ。①「男系女性天皇とは何かがわかれば、女系天皇問題の94%が氷解」②「地租改正が自由民権運動の火付け役」③「世界最強の国家は?という問いには、ベトナムと答えるのが最善手候補」④「問題の解決策が過去にあるとするのが保守。問題の解決策が未来にあるとするのがリベラル。解決策が右にあるのか左にあるのかの差異」 本書は著者の主観が強く出すぎている(例えば、トランプ並びに「アメリカ人」の本音を著者は喝破している)。だから歴史ではなくコラムだと思って手に取るのが最善の付き合いかただろう。2019/05/09

mintia

12
隣国と仲良くしなかければいけないと思い込んでいたが、無理して仲良くする必要はない。また日本には水に流すという文化があるが、それが隣国から鈍感と思われ逆に問題になっている。2023/12/13

GreenThumb

11
日本の歴史を教科書とは異なった視点で教えてくれる本。現代の日本で常識と考えらていることは、もともと常識ではなかった?歴史を通して価値観が変遷してくる過程も学べます。歴史を知ることは、世界との関わり方や日本という国を理解する重要なツールですね。2021/06/17

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