出版社内容情報
外国語は科学的に学習すれば誰でも話せる外国語習得を成功に導く4つの要素があります。「インプット処理」「プラクティス」「アウトプット産出」「モニタリング」です。また、これら4つの要素を支え、学習を促進するのが「シャドーイング」です。本書は、シャドーイングの効果を科学的根拠とともに解説し、その学習方法を提案しています。これまで徒労に終わることが多い外国語習得。科学的に理解して実践すれば誰もが英語が話せる、そんな夢が実現できるのです。そのために本書は、効率のよい外国語習得の理論と実践法を科学的データに基づいて提供します。
序章 なぜわたしたちは外国語をうまく話せないのか
第1章 まず必要なインプット処理
第2章 「知っている」から「使える」へ変えるプラクティス
第3章 スピーキングに必要なプロセス
第4章 シャドーイングによるアウトプット産出への効果
第5章 外国語学習に必須のモニタリング能力
第6章 シャドーイングの効果的な実践方法
終章 100万語シャドーイングのすすめ
序章 なぜわたしたちは外国語をうまく話せないのか
第1章 まず必要なインプット処理
第2章 「知っている」から「使える」へ変えるプラクティス
第3章 スピーキングに必要なプロセス
第4章 シャドーイングによるアウトプット産出への効果
第5章 外国語学習に必須のモニタリング能力
第6章 シャドーイングの効果的な実践方法
終章 100万語シャドーイングのすすめ
門田 修平[カドタ シュウヘイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
39
シャドーイングとは、英国の発音に注意を向け、それをできるだけそのまま模倣しながら復唱すること。復唱能力が発達すると、発音速度が高速化する。そうするとリスニング力が高まるそうです。沢山聴くだけがリスニング力を高めるわけではないのですね。理屈がわかったところで訓練して、自分の音声を録音して評価するモニタリングも大切。モニタリングは語学に限らず物を学ぶときに全てに共通すること。学生の頃にこの理屈を教えて欲しかったなーー^_^2021/03/07
Tadashi_N
27
言語習得の仕組みを知ることは、やるべきことへの集中が進むこと。次からは実践しよう。2020/10/07
Mr.チャーリー
26
外国語を学ぶにあたって、学校での勉強、話せるようになるための勉強、読書力や聞き取り力をアップする勉強など自分が目指すものによって様々な方法があると思います。シャドーイングは、聞こえてきた音声を真似て口に出すこと。これを繰り返して段階的にレベルアップし、自動的に軽く口からこぼれてくる感覚が身に付いていくメカニズムを説明しています。学術的な内容のため重くなりがちなところを、カラー印刷にしてイラストやデータなどを多く示しているので、親しみやすく読み進められます。2020/12/25
ショウジ
19
サブタイトルにも書かれていますが、シャドーイングの効果を様々なデータから説明している本です。著者は100万語シャドーイングをすすめていますが、本当はシャドーイングに終わりなしとでも言いたかったのかもしれません。個人的にはシャドーイングのことより「マガーク効果」のことに興味がわきました。こういうことを教わりますと、対面の講座やDVD教材のメリットがわかりますね。2018/06/23
yoshi
15
知りたいことはプロローグと第6章だけでよいかな。多読とシャドウイングが必要で、シャドウイングの効果的な方法が6章にまとめられています。その間は、脳科学的にどう良いかが説明されており、へー!とは思うけど、知ってなくても大丈夫な感じ。 2021/04/22