SB新書<br> 教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか?

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SB新書
教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797392920
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0295

出版社内容情報

いま、日本には、政令指定都市(50万人)の人口の
1.4倍にあたる70万人の中国人が入り込んでいます。

彼らは私たちの知らないところで、日本の土地や水のみならず、
雇用や教育、政治など、そのすべてを牛耳ろうと
さまざまな分野に進出しています。

「そんなバカな」と思われる方も少なくないかもしれません。
しかしもはや中国には「生存空間」がなく、あふれる人口を抱えきれません。
こうした「人口問題」の解決と「中華秩序」、
そして「経済」の回復を目指し、中国は日本を手に入れようとしています。
そのことに日本人は早く気づくべきです。

日本人はこの現実にどう向き合い、
中国人と今後、どう対抗していけばいいのか。
この問題を、中国を捨て日本に帰化した元中国人、石平が語る。

内容説明

雇用も土地も政治も教育も…全部中国人にのっとられる!実は今、私たちの知らないところで、じわじわと中国による日本ののっとりが進んでいます。「そんなバカな」と思われる方も少なくないかもしれません。しかしもはや中国には「生存空間」がなく、あふれる人口を抱えきれません。こうした「人口問題」の解決と「中華秩序」、そして「経済」の回復を目指し、中国は日本を手に入れようとしています。そのことに日本人は早く気づくべきです。

目次

第1章 日本人が知らないところで加速する中国の日本侵略(日本の雇用、教育、マスコミ…、すべてが中国人にのっとられる!;日本の土地を狙う中国;日本の政治ものっとられる!?)
第2章 中国はなぜ日本を目指すのか?(かつての栄光を取り戻したい中国;日本人には理解できない恨みとは?;中国人が侵略してでも解決したい差し迫った中国の大問題;中国にある「流動人口」問題とは?;中国が日本からノドから手が出るほど欲しいもの1 「金」;中国が日本からノドから手が出るほど欲しいもの2 「技術力」)
第3章 じわり外から囲い込んでくる中国(中国はなぜ海に進出するのか?;中国はアメリカを日本から追い出したいと思っている;「力」が唯一の世界正義である中国)
第4章 日本は中国とどうつき合うべきか(中国は「近くて遠い存在」にする;日本が中国にのっとられたらどうなるか?;アメリカ・中国の現状から出方を考える;中国は戦いの準備を進めている;「日本に手を出すと大やけどを負う」と思わせろ)

著者等紹介

石平[セキヘイ]
評論家。1962年、中国四川省成都市生まれ。80年、北京大学哲学部に入学後、中国民主化運動に傾倒。84年、同大学を卒業後、四川大学講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、民間研究機関に勤務。2002年より執筆活動に入り、07年に日本国籍を取得。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

thee birdmen

43
中国に生まれ育ち日本人として生きる石平さんだからこそ語れる内容で大変勉強になる本です。流動人口と言われる労働者の捌け口を作ろうと拡大路線を推し進める習近平の政策、世界が信じる正義や常識を屁とも思わないと考える中国人の心理に対する考察も充分腑に落ちるものだと思います。G20を目前にして米中関係も注視しなくては。しかしまあ、この国にはリベラルやら左派やら人権派とかなんとか言われる人たちに親中が多い気がするけど、どういう理屈でそんなことを宣うのか、腑に落ちる説明をしてみて欲しいものだなとつくづく思うわ。2019/06/27

再び読書

35
日本人のぬるま湯気質が、明らかにされている。日本人は基本植民地や略奪された経験が、ほとんど無いので、目の前にある恐怖を感じないし、見ようともすらしない。極端に北朝鮮の様な自由の無い社会に誰もなりたくないが、その危機にはあまりにも鈍感に感じる。また、自衛隊に対しての気持ち、認識があまりにも低い人間が多い。有事の際、災害の際、誰が身体をはって人を救ってくれるのか?中国と言うより、中国共産党の支配を免れるため、真面目にしようぜ、国会議員!言葉尻を捕まえるのではなく、今そこにある危機にタイジシテクレ!情けなくなる2020/02/15

金吾

30
さして目新しい話はありませんでしたが、非常に読みやすいので警鐘の本としてはいいと感じました。外国人の土地取得や参政権は忌避しないといけないと思うとともに、ほぼやられっぱなしの外交や戦略的思考がない政治にも危機感を感じます。2022/10/09

roatsu

24
石平氏が今そこにある存亡の危機として我が国に迫る支那の侵略の進捗と連中がそれを推し進める救いようのない原因について噛んで含めるように日本人に警鐘を鳴らす一冊。既に容易ならぬ恐るべき現状と何ら手を打たなければ現実となる将来の危機を平易かつ切迫感をもって綴っている。こうした警告が手軽に読めることは幸福であるし、読んで認識を新たにしたからには今現在進む武器を使わない侵略と戦わねばならない。支那禍は断固排撃すべき危機だが、同時に戦後長きにわたり浅薄なまやかしに過ぎない平和という観念を独りよがりに振りかざし、米国に2017/08/18

ミッキー・ダック

21
中国の動きや考え方が明確に理解でき、日本の鈍感さが怖くなる本。◆一帯一路、AIIB、南シナ海侵出、尖閣争奪などの動きは、近代前のアジア覇権国中国の回復戦略の一環。反日姿勢堅持は日本支配も目論むゆえだという。列強の支配に苦しんだ中国に西欧流の価値観は通用しない。資金力と軍事力を持った今が怨みを晴らす時。その戦略には中国経済の延命もかかっている。砂漠化と環境汚染の国土に14億人を養える余裕はなく、経済減速による過剰労働力と製品在庫は外に出すほか道はない。◆侵略による領土拡大戦略。日本侵略もじわじわ拡大。 2018/04/09

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