SB新書<br> 「暴走する」世界の正体―最強論客が読み解く戦争・暴力・革命

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SB新書
「暴走する」世界の正体―最強論客が読み解く戦争・暴力・革命

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797389944
  • NDC分類 304
  • Cコード C0231

出版社内容情報

●混迷の国際情勢を読み間違えてはいけない!
トランプ以後の”平和なき時代”にどう生き残るか?
最強論客、宮崎学と佐藤優の大胆な対論が炸裂する!



北朝鮮によるミサイル発射、
相変わらず続く無差別テロ、
反グローバリズムの台頭、
格差と貧困の問題……

日本を取り巻く世界は
混乱の真っ只中にある。
また、トランプ大統領の
これまでの常識とは大きく異なる発言や政策は
世界を震撼させ、予測不能にさせている。

このような「暴走する」時代を
私たちはいかに正しく読み解いていくか?
これまでの常識が全く通じない時代に
私たちがなすべきこと、考えることは何か?

今、起きている日本と世界の問題を
「戦争」「革命」「暴力」をキーワードに
わが国最強の論客2人が鋭く斬り込む!

内容説明

北朝鮮によるミサイル発射、相変わらず続く無差別テロ、反グローバリズムの台頭、格差と貧困の問題…。世界は混乱の真っ只中にある。また、トランプ大統領のこれまでの常識とは大きく異なる発言や政策は世界を震撼させ、予測不能にさせている。このような「暴走する」世界を、私たちはいかに正しく読み解いていくべきか?これまでの常識が全く通じない“平和なき”時代を、「戦争」「革命」「暴力」をキーワードに、わが国最強の論客2人が大胆に迫る。

目次

第1章 新帝国主義という自覚のない現代日本―冷戦崩壊後の弱肉強食の世界を振り返る(「革命」の意味を考える;現代日本では、なぜ「革命」が起こらないのか ほか)
第2章 平和なき世界での革命の可能性―老革命家の死で振り返る宗教と革命と犯罪(老革命家の死;理論よりも実践を優先したカストロ ほか)
第3章 「思いつき」で世界を破壊するトランプ―予測不能な世界をもたらしたアメリカ(トランプは現代の革命家である;ロシアの「戦後処理」 ほか)
第4章 北朝鮮崩壊と戦争の可能性を読み解く―北朝鮮に関心を集中させるアメリカの行方(北朝鮮への空爆は日本に飛び火する;「金正男暗殺」の背景にあるもの ほか)
第5章 日本人が皮膚感覚としてわからない沖縄問題―沖縄の革命の可能性から読み解く日本の行く末(現代日本の「経済革命家」たち;本当の「革命家」の条件 ほか)

著者等紹介

宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年京都府生まれ。早稲田大学中退。父は伏見のヤクザ、寺村組組長。早大在学中は学生運動に没頭、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。週刊誌記者を経て家業の建築解体業を継ぐが倒産。半生を綴った『突破者―戦後史の陰を駆け抜けた五〇年』(南風社、のちに新潮文庫)で衝撃デビューを果たし、以後、旺盛な執筆活動を続ける

佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。1985年同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省に入省。在英国、ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課にて主任分析官として、対ロシア外交を担う。2002年に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。2009年最高裁で上告棄却、外務省失職。現在、執筆、講演活動に取り組む。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞。『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

28
「ソ連崩壊により『資本主義が勝利したんだ』と勘違いした人が増えたために、「新自由主義」と言う名の、もっとむき出しの動きを許してしまった」「柄谷行人は、新自由主義とは帝国主義は同じものだとしていますね」「(日本も)経済力があって、帝国主義的政策をとっているのだから、帝国主義国家として他国との関係を重視して生き残りを考えていくべき」、なるほど。2020/06/16

かふ

9
今現在の北朝鮮問題について対アメリカよりも対ロシア・中国っていうのはなるほどと思った。あとロシアのプーチンも中国の習近平もあなどれない。トランプが革命家というのは笑った。トランプが下品なほどアメリカでは支持されるのは日本でも似たようなところがある。その間に世界ではロシアと中国が影響力を持ち続けるようになる。アメリカの凋落ぶりに日本も付き合っていていいわけない。2017/11/15

gtn

8
キューバ革命の成功は、貧困からの脱却という大目的があったからであり、社会主義というイデオロギーは「後付け」という見立ては目からうろこ。日本は理屈から入るので、いつまで経っても革命できない。2018/03/03

Sachi

7
Unlimited。革命を様々な視点から考える。東洋と西洋では「革命」の意味は違い東洋の革命とは、基本的には古代中国の「 易姓革命」運動家と革命家も違う。ロシア、韓国、中国 、ISどの話も面白かった。自爆テロ志願者を探すテロ組織は、精神科医やカウンセラーと組んでいますというのも怖い。EU諸国など死刑を廃止している国家では、そういうテロリストたちは問答無用でその場で射殺されるという記述も驚いた。 2022/07/13

羊山羊

7
ヤク○と左翼に造詣の深い宮崎氏だけあって、その関連の話が多い。第3章でトランプ大統領に対して「国際政治等に興味がなく整合性もない」といったコメントが的確でいい。こうして見るとトランプ氏が悪党に見えてきたりして仕方がない。また、かつての共産党組織に興味がある人にもおススメの本。2019/07/12

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