SB新書<br> 知性の磨き方

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

SB新書
知性の磨き方

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 21時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797388787
  • NDC分類 159
  • Cコード C0230

出版社内容情報

AI(人工知能)にも負けない知性を養う!◆AIにも負けない知性をつくる!
・悩んでも混乱せず、問いから逃げない
・仕事の中に自己本位の要素を確保する
・「覚悟を決めた」学問は前頭葉を鍛える
・知の力でメンタルの悩みから解放される
・自分の力を信じるあり方から離れてみる

◆タフな知性は「生存戦略」として最も有効だ
知性とは困難や厳しい現実に直面したときに、その原因が何かを見極め、取りうる選択肢を探し対処する力に他ならない。つまり真の知性とは「生きる力」そのものだが、現代は知性に対するアンチとしての「反知性主義」が台頭したり、AI(人工知能)が今後人間の知能を凌駕するともいわれており、知性の力が改めて問われている。誰もが訓練により高められるものとしての知性を鍛え、普遍的な力を手に入れる。

◆AI(人工知能)、反知性主義の台頭……移ろう時代に〈本物のさびない知性〉を養う!
知性があれば、折れない、しがみつかない、動じない!




はじめに
第1章 悩みぬくことで鍛えられる知性
第2章 激変する時代を切り拓く知性
第3章 肚、身体に宿る知性
第4章 自我を解き放つ知性
第5章 探求を続ける者から生まれ出る知性



第1章 答えはすぐに見つからない。「悩みぬく力」を鍛えよ

・時間がかかってもいいから、一度そのことについて悩みぬくこと
・自分の人生に与えられた悩みを悩みぬくことが日々を真に自分らしく生きるためには必

・ただやみくもに悩めばいいのではない――しのぐテクニックとしてのスプリッティング
(目の前の単純作業に意識を集中させる)と脱同一化(感情とそれを観察する自分を分け
る)
・悩み抜く、しかし重くなり過ぎない

第2章 流行におもねらず到達する「つらぬく力」をもて

・時流や流行にのったものは2割増しに見える
・流行におもねらないことで、何が見えてくるのか。ただし、流行=悪では決してない
・おもねらないということは自分の価値観や信念とマッチングしてみて、本当にそうか?
と問うてみること
・他人におもねらず、自分が本当だと思うことや心から楽しいことを自らの責任で口にす
る……「論評は世におもねらず、所信を貫くべきである」
・おもねらない=よりかからない ⇒「ぶれない」

第3章 「探求する力」でネットでググッた、のもっと先へゆく

・ネット検索で探求は誰にも身近なものになったのか ⇒本当に探求することはもっと苦
しい、大変
・「抑えがたい渇望」としての探求が、自分を突き動かす……例)問題を解決しようと渇
望する科学者のねばり強い探求心
・自分自身の動機を探求せよ……切実な探求でないとダメ
・その探求に対して、持続的な情熱をもてるかどうか
・探求する姿勢と方法――トライ&エラー、ラン&テスト等

第4章 激動の時代、「切り拓く力」で新しい軸をつくる

・自分の人生を切り拓く「自助(Self-Help)」の精神
・現実の厳しさに対し免疫がない人が増えている? ――学校教育で人生を切り拓く力を
養えるのか、どこで身につけられるのか
・チャレンジと失敗/希望を語ることの意味
・目標喪失の時代に、目標、モデルをどうやって描くか
・特別な才能を持ち合わせていない者が、どうすれば革新を起こせるのか

第5章 知性は身体に宿る、「胆力」を練る

・「物事に簡単に驚いたり恐れたりしない気力や度胸」は鍛えられるか
・瞬間的な怒りは頭ではなく腹でうけとめる
・心の軸になる言葉を身につける
・身体にしみこませる勉強法とは?
・身体知――人間の知性と身体の驚くべき関係
・肉体を持たないAI(人工知能)がバランスの良い知性を得るためには、身体を獲得す
る必要がある?



齋藤 孝[サイトウ タカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。著書に『新しい学力』(岩波新書)、『使う哲学』(ベスト新書)、『語彙力こそが教養である』 (KADOKAWA)など多数。NHKEテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

内容説明

タフな知性は「生存戦略」として最も有効だ。知性とは困難や厳しい現実に直面したときに、その原因が何かを見極め、取りうる選択肢を探し対処する力に他ならない。つまり真の知性とは「生きる力」そのものだが、現代は知性に対するアンチとしての「反知性主義」が台頭したり、AI(人工知能)が今後人間の知能を凌駕するともいわれており、知性の力が改めて問われている。誰もが訓練により高められるものとしての知性を鍛え、普遍的な力を手に入れる。

目次

第1章 悩みぬくことで鍛えられる知性(近代日本屈指の知性・漱石に学ぶ;自分を見失いがちな状況でどう振るまうか ほか)
第2章 激変する時代を切り拓く知性(イノベーションに適応する知性;古い時代へのノスタルジーはほどほどに ほか)
第3章 肚、身体に宿る知性(知性はヘソの下から湧き上がる;ストレス社会を「死の覚悟」で乗り切る? ほか)
第4章 自我を解き放つ知性(借り物ではなく、自分自身で考えるとは?;自分が取り払われていく瞬間に感動は訪れる ほか)
第5章 探求する者がつかみ取る知性(私たちは本当の「探求」の醍醐味を忘れている;「ググる」ことで探求からむしろ遠ざかる? ほか)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

23
福沢諭吉、夏目漱石、西郷隆盛。彼らに共通することは、先を見越す先見性と、自分のためでなく他人、ひいては国のことを一番に考えて動く行動原理かと思います。他国でもエリートはいますが、頭がよく優秀なだけではなく、有事の際に国のために死ぬ人のことでもあります。然るに、霞ヶ関には本当の意味でのエリートはいません。有事の際に自身の身を賭していける人こそが、本当の知性を持っているのかも知れません。2018/03/16

white

19
『自意識を取っ払い、世界に身を投げ込めるか』の項にある、『「そんなことをするのは恥ずかしい」という感覚は、やはり「私」が恥ずかしいのです。その「私」を、取っ払っていきたいものです。』の言葉が自分にとってタイムリーで引っかかった。数日前の日記に、「俺にとって生きるって恥ずかしさなんだろうな。恥をかくのが極端に怖いのだ」と書いて、生きづらさを吐露していたので、自分は自意識が強過ぎるんだなと知った。自分へのこだわりを捨てて知性の力を身に付けて、強過ぎる「私」を取っ払っていきたい。2017/06/03

u1

18
斎藤先生の本を読むと、いつも、勝手に明治大学の学生になった気分になります(高卒の妄想です)。今回は、以前挫折していた福沢諭吉の学問のススメを、読んでみようかと思うところまではきた。『自分が最も鑑としたい人については70%を目指すけれども、残りの30%についてはほかのモデルの要素も取り込むとか、あるいは一律に25%ずつ、4人の人物の要素を自分の知性に形づくるなど、取り込み方のイメージは人それぞれに異なっていて構いません』➡️私は、毎年好きな作家は増えたけど、鑑とする人物を特に決めとらんことに気付いた!2023/02/16

せっちゃんさん

17
モチベーション上げたい時の齋藤本。正直どの本も同じような内容だけど、色々な名言・日本語が紹介されるので知識欲を刺激される。本書は、「知性=正しい知識で、正しい判断を行い、正しく行動出来ること」と定義。これを鍛える最短の方法が、知の偉人達の行動・考えをトレースすること。夏目漱石、福沢諭吉、西郷隆盛などの偉人達の熱いメッセージを紐解く。個人的には、柳田邦男の紹介。『遠野物語』の人としか知らなかったけど傑物だったとは。さらっと読めて知識欲高まる1冊。2023/04/26

テツ

17
自分自身を知的な人間だとは微塵も思えないからこそ知的な人間に惹かれるし、自らの知性を少しでも磨こうと思い(思うだけだけれど)生きている。AIにはできない至らない部分。人間が人間であるが故に積み重ねることのできる特有の知性が存在するとしたら、それは絶対的に信頼できる永遠不滅な存在ではなく、不確かで朧げで揺らぎ続けるものなのだろう。だからこそ人は知性を求め磨き続ける。立ち止まり満足してしまったらそれはいつしか陳腐なシロモノとなり眺める世界の在り方や自らの内側を腐らせていくのかもしれないから。研ぎ続けろ知性を。2023/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11232483
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。