降りてくる思考法―世界一クレイジーでクリエイティブな問題解決スキル

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降りてくる思考法―世界一クレイジーでクリエイティブな問題解決スキル

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797385656
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0034

出版社内容情報

優れたアイデアが「降りてくる」48の方法論非凡なアイデアが無数に「降りてくる」!
これからの時代に絶対必要な驚くべき問題解決のための48スキル!


「降りてくる思考法」とは、
これまでの考え方の延長では生み得ないものを生むためのまったく新しい思考法です。

村上春樹さんには「小説家 村上春樹」が誕生する有名なエピソードがあります。

1978年4月のある日のことです。村上さんは神宮球場で野球の試合を観戦中でした。
ヤクルトの先頭打者デイブ・ヒルトンが、広島の先発ピッチャーの第一球を、きれいにはじき返して二塁打にします。
まばらな拍手がまわりから起こったときに、それは突然訪れます。


僕はそのときに、何の脈絡もなく何の根拠もなく、ふとこう思ったのです。
「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」と。
そのときの感覚を、僕はまだはっきり覚えています。
それは空から何かがひらひらとゆっくり落ちてきて、それを両手でうまく受け止められた気分でした。


何かをしている瞬間に一瞬の雷のように発見やアイデア、ある思考が「降りてくる」。
古今東西の偉大な発明は、いつもこのように生み出されてきました。

面白いアイデアを考えられる人であることは、非常に重要です。
人工知能の時代が到来しつつある昨今、人が行ってきた単純労働は、どんどん人工知能に置き換えられています。
つまり、機械が絶対に生み出すことのできないアイデアを考えることが、私たちの存在価値といえるでしょう。

とはいえ、自由にぽんぽんアイデアが出る人がたくさんいるかというと、
残念ながらそうではありません。

それは、人は「いつもの考えグセ」「思い込み」を常識"世間知として身につけることで成長しているから。
つまり、私たちは大人になるにつれて、アイデアが出にくくなるようにプログラムされているのです。
頭のワク組みはいつものクセであり、そう思い込んでいるがゆえに、なかなか外すことができません。

でも、まったく心配することはありません。

「アイデアを考えることが苦手!」

と思っている人は、単にアイデアを生み出す考え方のヒント、道具を持っていないだけなのです。

本書で紹介されている48のコツを押さえれば、
非凡なアイデアが「降りてくる」脳内環境を、誰でも簡単に作ることができます。

是非、新時代を生き抜くための、最強の問題解決スキルを手に入れてください。

はじめに 発見や創造はすべて降りてくるものである
降りてくる思考には「脳内環境」が大切だ/脳は狭く小さく使って、休ませろ/人工知能時代に鍛えるべき思考法

第1章 あなたの可能性を最大化する思考法
すべての人間は考えることが苦手だ/無意識の活用がすごいアイデアを生む/降りてくる思考法を行うためのコツ

第2章 脳を狭く小さく使う 48 のスキル
1.変える/2.無くす/3.くっつける/4.盗む/5.?だとすると/6.見えるようにする/7.調べる/8.捨てる/9.「ちょっとだけ」をちょっとだけ

第3章 降りてきたアイデアを育てて世に出すコツ
優れたアイデアに前例はない/「ワク組み」の抵抗をかわす方法 /アイデアの過大評価アイデア酔いには気をつけろ/良いアイデアと悪いアイデアの見分け方/誰でも出来るアイデアのふくらまし方

江上 ?夫[エガミ タカオ]
ブランド・コンサルタント/クリエイティブ・ディレクター。有限会社ココカラ代表取締役。デキル。株式会社取締役。長崎県五島列島で育つ。父親の事業失敗により愛知県へ転居。大学卒業後、プロミュージシャンを目指したが挫折。コピーライターに。その後20年近く大手広告代理店でコピーライター及びクリエイティブ・ディレクターとして、広告とブランド構築にかかわり、2005年独立。ブランド・コンサルタント、クリエイティブ・ディレクター。朝日広告賞、日経広告賞グランプリ・優秀賞、日経金融広告賞最高賞、日本雑誌広告賞、東京コピーライターズクラブ新人賞など。著作に『無印良品の「あれ」は決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか』がある。

内容説明

世界を変えるアイデアは“無意識”から降りてくる。人工知能を超える究極の思考メソッド。

目次

1 あなたの可能性を最大化する思考法(すべての人間は考えることが苦手だ;無意識の活用がすごいアイデアを生む;降りてくる思考法を行うためのコツ)
2 脳を狭く小さく使う48のスキル(変える;なくす;くっつける;盗む;~だとすると;見えるようにする;調べる;捨てる;ちょっとだけをちょっとだけ)
3 降りてきたアイデアを育てて世に出すコツ(優れたアイデアに前例はない;「ワク組み」の抵抗をかわす方法;アイデアの過大評価“アイデア酔い”には気をつけろ;よいアイデアは論理的思考で見分けろ;誰でもできるアイデアのふくらませ方)

著者等紹介

江上隆夫[エガミタカオ]
クリエイティブ・ディレクター、ブランド・コンサルタント。ブランドカンパニーラボ代表有限会社ココカラ代表取締役。長崎県五島列島出身。大手広告代理店アサツーディ・ケイにてクリエイターとして、さまざまな企業の広告制作とブランド構築にかかわる。2005年有限会社ココカラを設立し独立。ブランド構築やコンセプトづくりの講師、イノベーションスキルを広める事業、新規事業開発など活動の幅を広げている。受賞歴に朝日広告賞、日経広告賞グランプリ、日経金融広告賞最高賞、日本雑誌広告賞、東京コピーライターズクラブ新人賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふ~@豆板醤

29
<本が好き!献本>処理能力が非常に高くスパッと答えを出してくれる"無意識"をいかに自分の思い通りに近い状態で使えるかというのがテーマ。無意識に問いかけるにはできるだけシンプルな問いにすることが必須で、どれだけ従来の「ワク組み」や固定観念を壊し越えることができるかも重要な要素。その切り口が全部で48パターン紹介されていて、読むだけでも頭が柔らかくなりそう。「人間は一日に6万件前後の考え方をする」という豆知識は衝撃的。質より量の思考も時には大事!2017/02/28

Shinya

20
なんどでも読み返し、ここに出てくる手法をいつでも行えるようにしていきたい。 そして、アイデアを出すときにやってはいけないのは否定すること。 実際にブレストした時、ここに出てくるようなスキルで出した意見を「それやる必要なくない?」の一言で一気にやる気を失った思い出が。 アイデアを出す仕事に就く人は一回全員これを読んだ方がいいと思う。2018/03/10

くみん

11
クリエイティブなお仕事の方にはとても参考になる本だと思います。クリエイティブな仕事をしていなくても、物の考え方や捉え方を見つめ直し、頭を柔らかくしてくれる面白い本でした。いつもの考え方にとらわれ、こうするもんだという思い込みが普通になっていて、きっとたくさんのことが降りてきているのに勝手に却下していたのかも…。これからは焦らず楽しく素直に色んな方向から見つめる目を持ちたいと思いました。2016/12/19

haruka

8
ココナラを設立した著者の、アイデアを生む48の思考法。「あるときふと、無意識から降りてくるのです…脳とは…」的な始まり方だったので、脳をうまく使う話?脳の不思議?面白そう。と思って読んだら違った。商品開発や広告、クリエイティブ系の人に役立つ考え方集だった。とはいえ自分の人生のどこかで役に立つかも?と思えるものもあった。”調べるときは原典を当たる。目の前にある巨大な問題を自分のせいと考えて対処する。違う分野をくっつける。思いつきを気楽に出せる環境を作る。しかつめらしい会議から面白いアイデアは生まれない”2020/04/13

踊る猫

5
これはマーケティング戦略の本でもなければ思考のトレーニングの本でもない。むしろ我々が生きている上でどうしても囚われるアイデア(なんなら「既成観念」)について、それをどうぶち破るかについて語った本だ。その「アイデア」の中には、我々が生きて行く上での心構えも含まれている。本書を読むとはつまりこの私自身の生き方、生きる上での「アイデア」「既成観念」をドラスティックに変えることに他ならない。本書を人生論として、よりまともな意味での「自己啓発本」として読むことは大きな実りがあるのではないかと思われる。なかなか楽しい2017/02/26

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