出版社内容情報
「大好き」でも「わからない」息子の胸の内
12年の保育士経験、男子3人の父親である著者が披露するエピソードは、笑ってしまうほど当てはまることばかり!?
「わが息子の個性」と思っていた部分は、ほとんどが「男の子」の習性だと気づくはず。
「どうしてそう捉えた?」と笑える話から、ちょっと涙腺が緩んでしまうかわいいエピソードまで……。本書を読めば、笑えて、心がほっこりして、今日からまた元気に息子に向き合いたくなるはず!
当然ですが、お母さんたちは「女の子」を生きてきて、息子たちは「男の子」を生きています。
おまけに、「大人と子ども」という違いもあります。
「そんなの当たり前でしょ」と頭ではわかっていても、では、どう違うのかを理解するのは、意外に難しいもの。
この本では、「男の子とはこういうもの」というパターン分析を施し、男の子が何に心を動かされるのかを解き明かしていきます。
息子の心の内を、ある程度予測することができれば、育児の空回りが防げます。
【本書の特徴】
1.役立つ ……元保育士、3男の父でもある「男子のプロ」が徹底解説
2.笑える ……アホで愛おしい男の子たちの「あるある」エピソード
3.心がほっこり……かわいいエピソードに癒される/「大好き」と「わからない」という葛藤から一歩抜けて、前向きな気持ちに
はじめに――男の子のプロとは
第1章 男の子ならではの「心が動く」ツボとは
・驚かれ、泣かれ、人気者に? 保育士時代
・男女平等とはいうものの、男の子ならではの特性とは
・統計上、男の子のほうがケガが多い
第2章 お母さんにとって息子は、地球上でもっとも遠い存在
・男の子の習性・生態を知って、育児の空回りを防ぐ
1.ママが好き
2.声大きい
3.がさつ
4.戦う
5.さみしがり
6.プライドが高い
7.オタク
8.残念
9.ドリーマー
10.下品
11.ワケわからん
12.芸人
13.純粋
14.アホ
15.調子乗る
第3章 パパにうまいこと育児を楽しませるコツ
・ママからパパへそれとなく育児を委任させる方法
・家庭の中は、ママがリードしたほうがうまくいく
・息子育てもパパ育てもベースはいっしょ
・パパも「認められたい」願望が強い
・ママのルールをパパにも子どもにも押し付けない
・「よく見る」ことでほめどころはいくらでも見つかる
・パパと息子のお出かけが、ふたりを成長させる
・「母性」が子どもの自信、「父性」が社会性を育てる
・多様なかかわりが子どもにバランス感をつくる
第4章 男の子のしつけに悩んだときの対応法
・朝の絵本はおすすめ
・男の子にウケる絵本紹介
(ダジャレ、鬼、おばけ、怪獣、冒険もの、おなら、おしっこ、うんちもの……etc.)
・おしっこプロジェクト(トイレトレーニング)
・子どもの噛みつきはなぜ起こる?
・寝かしつけ方の3パターン
・生活リズムのルーティン化
【著者紹介】
大阪教育大学教育学部 准教授。元保育士。1968年兵庫県生まれ。兵庫県西宮市公立保育所初の男性保育士として12年間、園児たちの保育に携わる。その間には、3人の息子の父親として育児休暇を3回取得。 自身も3兄弟の長男であり、高校生の頃から野外活動の「キャンプのお兄さん」として、幼児や小学生男子ともどっぷりかかわってきた「男の子のプロ」。NHK Eテレ『すくすく子育て』ほか、テレビや新聞、雑誌などでも活躍中。年間60回ほどの講演では、笑いあふれる漫談ふう育児指南を披露し、大人気を博す。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。著作に、『男の子の本当に響く叱り方ほめ方』『思春期男子の育て方』(以上、すばる舎)、『わが家の子育てパパしだい!―10歳までのかかわり方』(旬報社)など。
内容説明
わけわからん行動は、しつけのせいではありません!アホで無邪気で、とびきりかわいい男児の取扱入門。
目次
プロローグ 「わけわからん」うちの息子を理解したい!(息子へのたくさんの思いと、息子への理解はまったく別物;子どもには「個性」があり、男の子ならではの「特性」もある ほか)
第1章 「男の子の特性」がわかれば、うちの息子がわかる!(特性その1 男の子はオタク;特性その2 男の子はガサツ ほか)
第2章 お母さんのイライラが激減する!男の子のしつけ(男の子のしつけにイライラ、でも本当は伸び伸び育てたい;ポイントその1 口うるさく言いたくなったらひと呼吸おく ほか)
第3章 息子のツボに入るほめ方、お母さんがしんどくない叱り方(ほめることで生まれる好循環、叱ることで伝える子どもへの期待;ほめるその1 ほめてほしいことをほめる ほか)
第4章 お父さんを育児に巻き込もう大作戦(なぜお父さんは育児に積極的ではないのか?;夫婦でする子育てには、大事な2つの意味がある ほか)
巻末 お父さんと息子におすすめしたい絵本20冊
著者等紹介
小崎恭弘[コザキヤスヒロ]
大阪教育大学教育学部准教授。元保育士。1968年兵庫県生まれ。兵庫県西宮市公立保育所初の男性保育士として12年間、園児たちの保育に携わる。NHK Eテレ『すくすく子育て』ほか、テレビや新聞、雑誌などでも活躍中。年間60回ほどの講演では、笑いあふれる漫談ふう育児指南を披露し、大人気を博す。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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縞子
てくてく
shizuca
ちゃぶ
SNOOPY
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- 和書
- 経済的合理性を超えて