出版社内容情報
もともとは、陸上経験のない知識ゼロの酒好き・ヘビースモーカーのメタボおやじ。
かつての著者を知る友人、会社の同僚、それに妻と娘にとってみれば、姿形からしてまるで別人になりました。
振り返ってみると、ただただ効率のよい練習法を模索して、トライ&エラーを繰り返しつつ、
自分なりに研究開発してきたことが功を奏しています。
なにか1つの練習法に固執するのではなく、走力の成長とともに、そのときの自分に適切な方法論を模索しながら工夫してきたのです。
「私は結構、失敗したり故障したりと遠回りしてきましたが、たどり着いた練習法は、
年齢を問わず、ランニングの初心者がゼロからマラソンを目指すときに、最も効率的ではないかと密かに自負しています」
市民ランナーとしては上級者となったいまの練習法も紹介していますから、幅広いレベルのランナーの参考になります。
遠回りせず、最短距離で故障もなく、フルマラソン完走から自己ベスト更新を繰り返す、
楽しいランニング生活を送るメソッドが詰まっています。
内容説明
酒もタバコもやるアラフィフのメタボおやじ。100mさえまともに走れない。それなのに旧友との飲み会で、酒の勢いから駅伝大会で走ることを約束してしまった。もともと理系のエンジニアで、R&D(研究開発)はお手のもの。ランニングの本を読みあさり、“セルフR&D”に没頭した。走り始めてから1年半後、50歳にして、なんとフルマラソン3時間切り。その後、記録をのばして2時間50分切りを果たしている。紆余曲折をへて編み出した、初心者から上級者まで役立つメソッドを初公開!
目次
48歳・体重80kg、ヘビースモーカーのメタボおやじ
「距離」ではなく「時間」で走る
「疲れを抜く」で速くなる
「スタミナ」がついたら「スピード」へ
練習法を見直す
メタボおやじ サブ3達成までの軌跡
練習をサボらないための工夫
「持久係数」を活用せよ!本命レース1か月前からの調整法
レース直前1週間の食事法
レース直前1週間のコンディショニング
かなり本気のレース戦略
非常識レース攻略法
低迷したら新たなことにチャレンジ
そして、R&Dは続く
マラソンランナーの究極の姿とは?
著者等紹介
本間俊之[ホンマトシユキ]
ごく普通のサラリーマン。1963年横浜市生まれ。名古屋大学工学部卒。超電導のエンジニアとして某メーカーでMRI(核磁気共鳴画像法)の技術開発等に携わった後、外資系金融機関に勤務。48歳のとき健康診断でメタボ認定される。その後、高校の同窓会で町の駅伝大会の欠員補充にかり出されたことをきっかけに走り始め、1年半後にマラソン3時間切り(サブ3スリー)を達成。2017年2月、53歳9か月で出場した東京マラソンで2時間44分03秒の自己ベストを叩き出す。陸上経験なし、1日30~40本の元ヘビースモーカー、右膝の一部靭帯なし、無類の酒好きにして驚異の記録に市民ランナー界で話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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