SB新書<br> 学者は語れない儲かる里山資本テクニック

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SB新書
学者は語れない儲かる里山資本テクニック

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797383287
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0234

出版社内容情報

安倍首相に教えたい地方消滅を防ぐ方法

男は昼から酒びたり、女は陰口……どん底の田舎町をあっと驚く手法で再生し、各マスコミで注目を集め続ける著者が、“プロの地方創生法”を伝授

序 章 年収1000万円の年寄りをつくり出す
第1章 家族や集落の単位で“小さな幸せ”を築く
第2章 知恵や経験は現場で拾う
第3章 「自分が必要とされている」という生きがいを持たせたる
第4章 年寄りができる仕事を与える
第5章 “地域リーダー”を育てる
第6章 田舎でもマーケティングや経済を回す
終 章 田舎と都会との“マッチング空間”で創生

【著者紹介】
1958年徳島県生まれ。株式会社いろどり代表取締役社長。徳島県農業大学校園芸学科卒業後、上勝町農協に営農指導員として就職。16年連続で農産物の売り上げを伸ばす。91年に上勝町役場に転籍。山の資源を生かした商品開発で全国的に注目を浴びる。96年、産業情報センターと株式会社いろどりの責任者として、特産品の彩(いろどり)をはじめ、香酸柑橘、しいたけ、お茶の企画販売を行う。 2002年役場を退職。株式会社いろどり」の専務に就任。代表取締役社長として現在に至る。2002年にアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー日本大会特別賞受賞。2003年ソフト化大賞受賞。2007年ニューズウィーク日本版「世界を変える社会起業家100人」に選出される。2012年彩事業を舞台とした映画『人生、いろどり』が全国で上映。2014年徳島県表彰を受賞。四国大学特任教授も務める。

内容説明

30年後、全国で896もの市町村が消滅するかもしれない。この危機感から安倍政権は看板施策として地方の人口と経済を立て直す「地方創生」を掲げた。地方にとっては大チャンス到来だが、国会や中央省庁、学者やコンサルタントが机上の論理を展開するだけでは、従来型の“バラマキ政策”になりかねない。そこで30年にわたり地域再生にとり組み続けている社会起業家が、マスコミが報道しない知られざる地方の実態と、徹頭徹尾、現場での実践から導き出した“地方創生法”を説く。

目次

里山資本を活かす法
「出番」と「役割」をつくる
里山資本で儲ける仕組み
地元の“重鎮”に気をつけろ!
地域プロデューサーが地方を救う
効率を重視すると失敗する
行政も“金儲け感覚”を磨くべし
都会での地方ブーム
都会と地方の“マッチング空間”をつくれ!
現場力を鍛える
これからの「地方」がすべきこと
地方は海外に目を向けよ

著者等紹介

横石知二[ヨコイシトモジ]
1958年徳島県生まれ。株式会社いろどり代表取締役社長。徳島県農業大学校園芸学科卒業後、上勝町農協に営農指導員として就職。16年連続で農産物の売り上げを伸ばす。91年に上勝町役場に転籍。山の資源を生かした商品開発で全国的に注目を浴びる。96年、産業情報センターと株式会社いろどりの責任者として、特産品の彩(いろどり)をはじめ、香酸柑橘、しいたけ、お茶の企画販売を行う。2002年役場を退職。株式会社いろどりの専務に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

48
池上先生もヒアリング調査された著者だったので、関心があった。どの地方にも共通するであろう田舎独特の気質を逆手にとり、物事をうまく運ぶには〝田舎独特の手法〟が必要と説く(19頁)。経験則からの信念は、◎地域の人の親楽を得られる人間になる、◎そのために地域の人の所得を挙げる(=ビジネスを創造する)、◎どんなに辛く苦しくても絶対に愚痴をはかない(33頁)。特に、3つ目は苦しいとわかる。私も不正採点、理不尽には相当痛めつけられている人生ゆえに。地方創生に欠かせないのは、地域プロデューサーの存在。2016/09/14

Aquarius

39
昨年購入していた本。新たなプロジェクトと言えば聞こえは良いが、ようになんか新しい仕事を探せという勅命を与えられ…思案していると思い出して読む。徳島の上勝町、今は葉っぱビジネスで世界的に有名になった町だが、その立役者となった著者本人の経験談をかなり直球で書いている。田舎の弊害、既得権益を振りかざす地元のドン。成功させるまでの苦労、相手は人間、やはり信頼を得るにはここまでしないといけないのだろう。考えるだけで行動しないよりも、なんでもやってみてとことんやってみて、これだけやったからいいかと思えるぐらいに。2017/01/26

さきん

27
題名から卑しさを感じたが、葉物ビジネスを確立し、中山間に現金収入をもたらした著者に興味を持ち読んだ。山間部は自然豊かで子育てするにも良い環境だと思うが、現金収入を得るのが難しい。なんとか、自給自足と資本主義社会との折り合いをつける良いアイデアがないかと考えているが、著者は様々な困難を乗り越えて、様々な取り組みをおこなっている。2016/12/01

Humbaba

8
やるべきことがある。それは、生きていく上で非常に大切なことである。ただ生きるのではなくてやるべきことをやり、それに応じた報酬をもらうからこそ人生に張りが出る。そのような充実感は、自分が社会の一員であり、かけがえのない存在だと感じられるからこそ得られる。2015/11/04

三上 直樹

4
葉っぱビジネスで知られる上勝町の「いろどり」社長・横石知二さんによる現場からの地方創生への提言。成功だらけの内容ですが、できれば数多くしたという失敗を語ってほしかったです。2016/07/08

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