出版社内容情報
歴戦の強者! F-4ファントム?航空自衛隊に配備されたF-4EJは、現在もF-4EJ改として、新田原基地(宮崎県)の第301飛行隊、百里基地(茨城県)の第302飛行隊で運用されています。本書ではF-4の歴史、性能、改修内容、戦績まで解説します。航空カメラマン赤塚 聡氏の空撮写真も必見!
F-4ファントム?はマクドネル・ダグラス社が開発した艦上ジェット戦闘機です。航空自衛隊に配備されたのはF-4EJで、現在もF-4EJ改として新田原基地(宮崎県)の第301飛行隊、百里基地(茨城県)の第302飛行隊で運用されています。加えて、偵察タイプのRF-4EJも未だに現役です。F-15Jの元パイロットで、現在は航空カメラマンである赤塚 聡氏の貴重な空撮写真もふんだんに掲載しながら、F-4ファントム?の歴史、性能、改修内容、ベトナム戦争、湾岸戦争などにおける戦績まで解説します。
【この本の内容(一部)】
●性能が高すぎたので能力を低下させた
●後席でも操縦できるのは空軍型
●最大速度はマッハ2.23
●30海里(55.56km)先の目標を照準可能
●なぜ後席から射出するのか?
●水平安定板に大きな下反角が付けられているワケ
●標的曳航
●寿命を2,000時間延長する
●RF-4Eをライセンス生産しなかったワケ
●第302飛行隊?いちばん最初のF-4EJ実戦部隊
●第305飛行隊?『ファントム無頼』の舞台でもあった
●偵察航空隊?常に1機は1時間以内に発進可能
●第501飛行隊?幻となったF-15の偵察機転用計画
●アメリカ海軍は機関砲を外すことを求めた
●サイドワインダー?改良を重ねて現在も主
●スパロー?当初は命中率が悪すぎた
●機関砲ポッド?ベトナムの実戦で必要だとわかった
●輸出の成功?1,634機も海外に販売された
●ベトナム戦争「ボロ」作戦?7機のF-4Cが17機のMiG-21を撃墜
●ベトナム戦争の空中戦?ミサイルを過信して犠牲が増えた
●ベカー高原の戦い?戦闘機の世代交代が進んだ
●湾岸戦争?開戦直前は国境線沿いからイラク国内を撮影
……
■第1章 航空自衛隊とF-4EJ
■第2章 日本独自のF-4EJ 改
■第3章 航空自衛隊の偵察型
■第4章 航空自衛隊の運用
■第5章 世界のファントム?と各型
■第6章 ファントム?と実戦
青木 謙知[アオキ ヨシトモ]
1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』編集長。1988年6月、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。航空専門誌などへの寄稿だけでなく新聞、週刊誌、通信社などにも航空・軍事問題に関するコメントを寄せている。著書は『F-15Jの科学』『F-2の科学』『徹底検証! V-22オスプレイ』『ユーロファイター タイフーンの実力に迫る』『第5世代戦闘機F-35の凄さに迫る!』『自衛隊戦闘機はどれだけ強いのか?』『F-22はなぜ最強といわれるのか』(サイエンス・アイ新書)など多数。日本テレビ客員解説員。
赤塚 聡[アカツカ サトシ]
1966年、岐阜県生まれ。航空自衛隊の第7航空団(百里基地)でF-15Jイーグルのパイロットとして勤務。現在は航空カメラマンとして航空専門誌などを中心に作品を発表するほか、執筆活動や映像ソフトの監修なども行っている。日本写真家協会(JPS)会員。おもな著書は『ブルーインパルスの科学』『ドッグファイトの科学』(サイエンス・アイ新書)、『航空自衛隊の翼 60th』(イカロス出版)。
内容説明
F‐4ファントム2は第3世代を代表する機種です。登場時、世界最高の戦闘機であったことに疑いはありません。日本でも新戦闘機の導入計画で評価の結果、文句なしに採用が決まりました。同機は機関砲と格闘戦の操縦技倆の重要性が再認識されたことでも有名です。本書では数々の実戦を経験して、現在も第一線で用いられている同機の詳細に迫ります。
目次
第1章 航空自衛隊とF‐4EJ
第2章 日本独自のF‐4EJ改
第3章 航空自衛隊の偵察型
第4章 航空自衛隊の運用
第5章 世界のファントム2と各型
第6章 ファントム2と実戦
著者等紹介
青木謙知[アオキヨシトモ]
1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』編集長。1988年6月、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。航空専門誌などへの寄稿だけでなく新聞、週刊誌、通信社などにも航空・軍事問題に関するコメントを寄せている。日本テレビ客員解説員
赤塚聡[アカツカサトシ]
1966年、岐阜県生まれ。航空自衛隊の第7航空団(百里基地)でF‐15Jイーグルのパイロットとして勤務。現在は航空カメラマンとして航空専門誌などを中心に作品を発表するほか、執筆活動や映像ソフトの監修なども行っている。日本写真家協会(JPS)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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