SB新書<br> 一流の逆境力―ACミラン・トレーナーが教える「考える」習慣

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SB新書
一流の逆境力―ACミラン・トレーナーが教える「考える」習慣

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797382167
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「ACミラン」で16年間、「超一流」とともに仕事をした男が明かす、壁を乗り越える法

・本田圭佑選手は、昨シーズン「不調」と言われながら、いかに「復活」と呼ばれる結果を出したか
・「試練」を進化のチャンスに変える、超・一流の思考法とは!?
・世界のトップ選手は、なぜ本番に強いのか?
・人一倍の努力は、はたして結果に結び付くのか?

★「一流」とそうでない選手をわける、たった1つの「差」

世界中から一流が集うセリエA。その中でもさらに選ばれたトップ集団「ACミラン」。
そんな超一流の選手たちは、日々の失敗や挫折、敗北という「壁」をどうやって乗り越えているのだろうか。

日本人でありながら16年にわたり、ミランのメディカル・トレーナーとしてACミランの黄金期を支え、世界最高峰のクラブで、シェフチェンコ、ガットゥーゾ、インザーギ、カカ、マルディーニ、ベッカム、セードルフ、ロナウジーニョなどから絶大な信頼を集める著者がはじめて明かす「壁を乗り越える法」。

サッカー選手の、試練を乗り越える考え方はビジネスマンにも役に立つ!

日本人ながらにして「世界最高峰のサッカー選手」を知る男の、初めての著作。

1章「結果が出ない」から「努力する」の図式は通用しない
【壁にぶつかったときの逆境力】
1.世界の一流は結果が出ないとき何をしているのか
2.「神さまは平等だ」と思えるか
3.一流は「がんばる」ことをしない
4.控えの選手の「準備」がチーム力を決める
5.「成功体験」には負の効果がある
6.まず「知識」を捨てよ

2章 本番に強い選手はココが違う
【必ず結果を出すメンタルの磨き方】
1.なぜインザーギは本番に強いのか
2.プレッシャーをポジティブに変換する「我慢の力」
3.失敗から「気持ちを切り替える」ひと言
4.意識を変えるだけで効果は変わる
5.イヤな仕事を任されたときのモチベーション

3章 才能だけでは「成功」にたどりつけない
【ミランのトップ選手 日々の過ごし方】
1.他人の評価に惑わされてはいけない
2.運を呼び込む方法
3.得意分野にだけ集中せよ
4.世界で活躍するために語学よりも大切なこと
5.ベッカムがスーパースターになれた理由

4章 休むことも仕事のうちである
【コンディション維持のコツ】
1.才能があってもコンディションが悪いと意味がない
2.疲れを翌日に持ち越さない「ミラン式 食事法」
3.プライベートは最優先で解決せよ
4.「原因」を探すのは遠回り
5.身体づくりは「常識を疑う」ことから始めよ

5章

内容説明

私は日本人ながら、16年にわたってACミランのメディカル・トレーナーを務めてきました。その間、チームは数々のタイトルを獲得してきましたが、一方で一流選手であっても結果が出ない時期は必ずありました。そんな苦しい状況をサポートする中で見えてきた一流とそうでない人の差はなにか。ミランの超一流選手はいかに「苦境」と言われる時期を乗り越えたか。今を生き抜くヒントになればと本書を書きました。

目次

1章 「結果が出ない」から「努力する」の図式は通用しない―壁にぶつかったときの逆境力
2章 本番に強い選手はココが違う―必ず結果を出すメンタルの磨き方
3章 才能だけでは「成功」にたどりつけない―ミランのトップ選手日々の過ごし方
4章 休むことも仕事のうちである―コンディション維持のコツ
5章 一人ではできないことを成し遂げるために―チームをまとめる組織力
終章 キャリアでつまずいたときに心がけること―ENDO式アクションの法則

著者等紹介

遠藤友則[エンドウトモノリ]
ACミランメディカル・トレーナー。日本体育協会公認アスレティックトレーナー。はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師。1961年静岡県生まれ。2015年6月に16シーズン務めたACミランを退団、7月より千葉市の鍋島整形外科を拠点にスポーツ医学の発展や地域振興への貢献の道を探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちも

12
良い選手とは、好不調、気持ちの浮き沈みに関わらず、自分に必要な課題をコツコツとこなし克服し続けるという。シェフチェンコは試合前後、練習前後に必ず5分の同じストレッチをするという。たかだかストレッチだが、これをやり続けられた選手はシェフチェンコ1人だけだったという。2022/04/12

しの

9
「焦らず。毎日コツコツ努力する」ことが成功するために、大切なこと。 これまで自分がやってきたこと、正しいことを変わらずにやっていく。 周りから批判されても、流されずにチャンスを待ち続ける姿勢が重要。 サッカーの名門ACミランでメディカルトレーナーをしていた遠藤友則さんが、一流選手を支えていた時に培った経験談が書かれていてとても面白かった。2017/01/16

あかり

9
ミランのスター選手を観察して分かった事が多く書かれていた。逆境力というより、努力とその継続さの重要性が書かれた本。ACミランのスター選手でも、常に考えて練習し、人よりも準備を入念に行っている。同じ練習でも臨む態度によって結果は変わる。他に勝つために得意分野を伸ばし、基本も地道に続ける。ここまでは自分でも知っているような情報ばかりだったが、最後のページは考えさせられた。わがままは自信のバロメーター。わがままが良いわけではないが、時にはわがままになりなさいと。良い感じにわがままになっていければと思う。2016/01/06

ケルトリ

4
一流は結果が出なくてもあせらない。ダメだからもっと努力しよう、ではなく、コツコツと毎日地道に続けていくことが大切。自分の力を出すために必要な土台の部分を欠かさないという思考こそが一流の思考である。2020/10/08

ほうむず

3
○「調子が悪いこと=悪」ではない。対策を見つけ、実行すればいい。超一流の選手ほど、やってきたことを変わらずに繰り返す。 ○大股で1歩進むと、次の2歩目は苦しくなる。2歩目を安定して出すためには、半歩ずつ確実に出した方がいい。 ○ピンチの時、頑張ってはいけない。 ○ピンチの時に「もし自分に備わっていれば」とないものを求めて思考停止をしてしまうのは、成長の機会をすててしまうことになる。 ○一流選手は「自分がどうだったか」ではなく、「自分の長所をどれだけ出せたか」で評価する。 ○教えすぎたら一流選手は育たない。2021/08/22

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