出版社内容情報
何を基準に野菜や果物を選べばいいのか
有機農作物は健康によい、安全、美味しいという大前提は必ずしも成り立たない。おいしい&安全な野菜であることに有機栽培は必須ではなかった! 有機信仰から頭を冷やし、賢い消費者として本当にいい野菜とは何かが見えてくる一冊!
第1章 有機野菜だから安全・安心は大きな間違い
第2章 作物・土・成長のしくみを知った上で、有機栽培を考える
第3章 有機農業はどのような経緯で支持を得てきたか
第4章 有機栽培である必要はない
第5章 健康な野菜を見分けることができる、それが賢い消費者
【著者紹介】
齋藤訓之(さいとう・さとし)1964年北海道生まれ。中央大学文学部卒業。 市場調査会社勤務、「月刊食堂」(柴田書店)編集者、「日経レストラン」(日経BP社)記者、 日経BPコンサルティング「ブランド・ジャパン」プロジェクト責任者、 「農業経営者」(農業技術通信社)取締役副編集長兼出版部長を経て独立。2010年株式会社香雪社を設立。農業・食品・外食にたずさわるプロ向けのWebサイト「Food Watch Japan」編集長。 著書に『農業成功マニュアル 「農家になる!」夢を現実に』(翔泳社)、『食品業界のしくみ』(ナツメ社)、 『農業をはじめたい人の本 作物別にわかる就農完全ガイド』(成美堂出版)がある。
内容説明
有機JASなどの規格によって定められた有機栽培が、農業で最も理想的な栽培方法で、安全も担保するものであるという誤解をとき、安易なオーガニック信仰を脱して、野菜の賢い選び方ができるようになる!
目次
第1章 有機農産物だから安全・安心は大きな間違い(有機農業に対する間違ったイメージが流布している;有機農業の定義とは? ほか)
第2章 作物・土・生長のしくみから考えて有機栽培ははたしてベストか(作物はどのように“食事”をしているか;作物の根は“おちょぼ口” ほか)
第3章 有機農業はどのような経緯で支持を得てきたか(白砂青松は自然に成り立った訳ではなく、そこには人間の営みがあった;海の砂漠化を防ぐのに、どうして農家と漁師の連携が必要になるのか ほか)
第4章 有機栽培である必要はない(「農業は大地に鍬で彫る版画なり」が意味するところ;多収を目指すことが、なぜ優良な生産を実現する指針になるのか ほか)
第5章 健康な野菜を見分けることができる、それが賢い消費者(調和がとれたものは見た目にも調和がとれている;店頭でチェックすべきポイントとは? ほか)
著者等紹介
齋藤訓之[サイトウサトシ]
1964年北海道生まれ。中央大学文学部卒業。市場調査会社勤務、「月刊食堂」(柴田書店)編集者、「日経レストラン」(日経BP社)記者、日経BPコンサルティング「ブランド・ジャパン」プロジェクト責任者、「農業経営者」(農業技術通信社)取締役副編集長兼出版部長を経て独立。2010年株式会社香雪社を設立。農業・食品・外食にたずさわるプロ向けのWebサイト「Food Watch Japan」編集長。公益財団法人流通経済研究所客員研究員。亜細亜大学経営学部非常勤講師。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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