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内容説明
非合法の人捜し、人さらいを行う“誘拐屋”で仕事をしている少年、深草斜。そこに、ある少女をさらうよう依頼がやってくる。「…彼女は危険すぎる」少女の名は六根雫。彼女は「人の欲望」を見ることができ、その欲望を暴走させることができるという。雫をさらった斜は、彼女を狙っている組織から匿うため、一緒に住むことに。次第に距離が縮まっていく斜と雫。斜は彼女の目的を知る。「ウチにとって、この世界っていうのは、酷く生きづらいんだよね」絶対的な“間合い”の能力を持つ少年、斜は彼女を守り抜けるのか?中野を舞台に、森田陽一×しらびが贈る異能アクションストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
9
何でだろう、何処となくジョジョっぽいイメージが・・・?或いは、ブギーなポップ風味?人との間合いを測り続ける少年と、人が目指すべき理想郷に触れ続ける少女のお話でした。2巻は出るらしいので、どんな風景を目指すのか、楽しみです。2013/07/20
ゴローさん
7
殺伐とした世界観ですが、ゆるい。とにかくゆるい。なんだこの中身の全くない会話…でもそれが独特の雰囲気で逆に癖になります。表紙差分の雫が可愛すぎて辛い。口絵のお風呂シーンがエロい!これよーく見ると湯気がすk(ry 誘拐屋、兼崎、不器の三つ巴の展開がなかなかに熱くて燃えました。斜の【間合い】を使った戦闘方法が他の作品ではあまり見ない様な戦い方だったので楽しめました。雫を真糸が仲良しこよしな話が読みたいです2013/09/18
朝夜
6
『すいはんきって何?』『知らないよ、何それ?』読了。表紙の女の子は小学生かと思ったら実は中学生だったのが一番驚いたポイントですかね(マテ ストーリーは中々面白かったが、説明の文がややくどくて読んでて疲れました。真糸が可愛かったくらいしか感想がないかなぁ…2013/07/18
藤崎
6
「間合い」を知覚し歩法で戦う誘拐屋と、人の「欲望」に触れられる少女のボーイミーツガール。雰囲気は結構独特でしたが、他は特筆すべきものがない印象。つーか舞台が中野である意味がほとんどない。せっかくだから常に相手にとって「いい」間合いで上っ面に接する少年に本心を突きつける少女、って方向の方が私好みではあったかも。ともあれ、単純なラブコメや深刻なバトル以外の、ちょっと変わったものを読みたい時にはいいと思います2013/07/15
ころん
5
誘拐屋である春と共に暮らし、その仕事を手伝っている斜。とある少女を誘拐してほしいと依頼を受けターゲットである雫に会いに行くが、彼女は他人の欲望を見る能力を持っていた。新宿や中野など個人的にイメージしやすい場所が舞台で、それなのに間合い読めたり欲望見れたり誘拐屋とか、ちぐはぐな感じが面白かった。雰囲気が好きだから続きが楽しみ。一応、異能バトルものかな?普通の人には理解できない不思議な力を持った2人のボーイミーツガール。2013/07/21