内容説明
やせてはリバウンドのくり返し…そんなダイエッターは多い。だが、関西医科大学附属病院の肥満外来では、現実的な目標を立て確実に減量する「認知行動療法」を肥満治療にとり入れ、大きな成果を上げている。なかなかやせられずに困って訪れる患者が多いなか、そのほとんどがダイエットに成功している。噂を聞きつけた患者で、同院の肥満外来は大人気。その痩身メソッドを初公開する。
目次
第１章 あなたのダイエットが失敗してしまうワケ
第２章 体重ではなく「何をするか」を目標に
第３章 セルフモニタリングでやる気がアップ！
第４章 思い込みがあなたをデブにする
第５章 性格診断で自分にあったダイエットを実践
第６章 メンタルダイエットの成功例
著者等紹介
木村穣［キムラユタカ］
１９８１年、関西医科大学卒業。医学博士。関西医科大学健康科学科教授、同附属病院健康科学センター長。２００９年より現職。循環器専門医、日本肥満学会認定肥満症専門医、日本体育協会公認スポーツドクター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらすけ
7
『最高の体調』などで有名なサイエンスライター、パレオな男こと、鈴木祐さんがおすすめしていたので手に取りました。彼もブログで言及してましたが、モニタリングシートを作ることや性格に合わせたアプローチをとること、高すぎず、ちょうどいい目標を定めることなどの技法はあらゆる目標設定に使えそうです。来年、新しく運動や健康的な食事などを習慣化したい人は学ぶことがありそうです。2021/12/01
くろまによん
5
体重減少はメンタル面から取り組むべきだよ、というスタンスの本。初心者ダイエッターにはうってつけの本。これ以上ないくらいわかりやすい。オススメ。ゆえに、当然ながらダイエットに長らく取り組めている人には得るものがないし、体脂肪率一桁台に持っていくための方法なんかも書いていない。まぁそれを求めてこの本を手に取る人なんかいないだろうけども。好きなライターが触れてたから読んだ。体脂肪は11％まで持っていけてるので知ってることばかり。とにかく知らない人、よくわからないダイエット法に手を出しちゃいがちな人は読むべき。2021/06/08
Koji
3
基本的なことは実行済み。あまり普通すぎることは頑張っていると言う気分にならないので私には合ってないと思う。2022/11/17
Tomoichi
2
あとは実行あるのみ！2013/06/28
あひる
1
自己効力感を高めてやる気を持続させる、というのが根本。あとは、エコグラムによる性格分析でどのようにダイエットに取り組むのかを決める。が、これは病的なほどの肥満のひと向けな内容で、一般的なひとのダイエットにはあまり向いていない気がします。紹介されている行動目標も食事目標も、普通のひとならすでに実行してる内容がほとんどです。2013/09/16
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