内容説明
女性がハッピーなら、社会もハッピーに!フィンランドの先人たちによる苦闘の歴史、「ムーミン」のトーベ・ヤンソンや「マリメッコ」のアルミ・ラティアの生涯、日本に暮らした著者の体験談など、「女性のエンパワーメント」をめぐる多彩なエピソードを“ポジティブ”に紹介。
目次
1 ジェンダー平等社会と女性のエンパワーメント―フィンランドと日本の違い(エンパワーメントは世界の最優先課題;来日してわかった日本の現状 ほか)
2 フィンランドはどのように成し遂げたか(フィンランドの歴史―大国の支配とナショナリズム;フィンランドの女性史―行動とネットワークの100年間 ほか)
3 先駆者たち―道を切り開いた6人の女性(ミンナ・カント―ジェンダー平等の先駆者;ヘレン・シャルフベック―自らの才能に人生を捧げた女性 ほか)
4 人生は人をあるべきところに導く―私の物語(愛と尊敬にみちた幼少期;キャリアのはじまり ほか)
5 ハッピーにつなげるエンパワーメント(ジェンダー平等とウェルビーイング;働く女性へのアドバイス ほか)
著者等紹介
ウィルヤネン,アンナ=マリア[ウィルヤネン,アンナマリア] [Wiljanen,Anna‐Maria]
元フィンランドセンター(日本)所長。2014年にヘルシンキ大学で博士号を取得。経済学の修士号も併せ持つ。研究分野は、女性のエンパワーメント、女性アーティスト、ネットワーキング、19世紀ヨーロッパの芸術家村。グローバル企業で働いたのち、フィンランド国立美術館のコミュニケーション・マネジャーおよび開発ディレクター、UPMキュンメネ文化財団の事務局長を経て、2018年より2024年まで、フィンランドセンター(日本)所長。現在、在日フィンランド商工会議所の理事、ディドリクセン美術館(フィンランド)理事長も務める
迫村裕子[サコムラヒロコ]
文化プロデューサー、S2株式会社代表。国際的な美術展や文化プロジェクトに携わる。主にフィンランドを始めとした北欧に特化。『ノニーン!フィンランド人はどうして幸せなの?』などの著作を始め、絵本や翻訳書も手がける
岩井さやか[イワイサヤカ]
大学を卒業後、NHKに記者として入局。その後、アングラ劇団の舞台役者を経て、現在、フリーの通訳者、翻訳者。アート、芸術、文学分野の通訳を得意とする。フィンランドセンターのイベントの通訳も多く担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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