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内容説明
天下布武へ向けてひた走る織田信奈。その側近たる相良良晴は、竹中半兵衛と黒田官兵衛という二大軍師を得て、さらに活躍の場を広げつつあった。だが、かつて和睦した本猫寺では改変が起こり、織田家と敵対関係になってしまう事態に。そして精強無比の水軍を擁する中国地方の毛利家も本格的に動き出した。一方で織田の家中では、信奈の義妹が登場して、波乱を巻き起こす。信奈を熱烈に崇拝する美少女の行動に、良晴たちも振り回されるばかりで…。内外で情勢が激しく動く中、織田家はどう立ち向かうのか。天下布武ラブコメディ第10弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
21
三種の神器あたりからちょっとファンタジー要素が強くなり過ぎで微妙。しかし、信奈がこの局面をどう乗り越えていくのか楽しみでもあるので、次巻が楽しみ2013/03/20
Yobata
17
姉・けんにょを追い落としたきょうにょが率いる本猫寺がついに蜂起する。毛利とそれに味方する村上水軍にも囲まれ四方を固められる。なんとか本猫寺と和睦しようと近衛前久を懐柔するが、失敗してしまう。織田軍内では、新たに義妹として迎えられた蒲生氏郷が頭角を現し、元の妹分だった滝川一益は機嫌が悪い。さらに近衛から実姉のことを聞かされ心が穏やかでない。この戦を終わらせるためには、三種の神器が必要だと説く氏郷、人の力のみで戦を終わらせようとする信奈。その間で揺れる中、鉄砲での新しい地獄のような戦が始まる。そして三種の神器2013/03/13
KUWAGATA
14
少し詰め込みすぎた感のある10巻。2冊に分けても良かったかな~と思わなくもなかったり。相変わらず熱い展開で一気に読了させてくれる展開は見事だと思います。そしてとうとう、本能寺のフラグがしっかり立っちゃった…、てことになるのかな? ただ欲を言えば、最後のあの展開はちょっと「うーん」と思ったかな。ここまでの確かに式神とか陰陽師の要素も出てきたから、今更だとも思うんですけれど、それでもどうにもやり過ぎちゃった感が強いです。次巻以降は、なるべく史実をベースにしたファンタジーという位置づけに戻ってほしい。2013/03/18
あゆか
9
挿し絵の感じがみやま零さんっぽくなかったなぁ・・・。信奈は占いとかそういったものを信じてないけど、今回は官兵衛ちゃんのタロットにサル共々振り回されていた気がする。最後のも、「塔」のカードで暗示されていたけれど、どうなることやら・・・。 2013/04/21
マッキー
9
この時期になると戦闘が多方面にわたっているので書くのが大変そう。そのため、前半やや重い感じでしたが、後半からは一気に盛り上がりました。今回は、信奈の方がぶれずにしっかりとデレてくれましたね。でも、それをみていた十兵衛ちゃんの気持ちを思うといたたまれません。どうか彼女が暗黒面に落ちませんように。それと、全国のみんなが信奈と良晴に注目する中、全く空気を読まない今川ちゃんが大好きです。もっと出番を!2013/03/27