重力はなぜ生まれたのか―ヒッグス粒子発見に至る希代の物理学者たちの重力探求の道

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重力はなぜ生まれたのか―ヒッグス粒子発見に至る希代の物理学者たちの重力探求の道

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784797370232
  • NDC分類 423.6
  • Cコード C0042

内容説明

「君、重力には手をださないほうがいいよ」若きアインシュタインは、当時の物理学会の大御所マックス・プランクからこう諭された。だが、特殊相対性理論をまとめた彼に、この助言は効かなかった。そして彼はニュートンを超えた。重力理論である「一般相対性理論」を完成させたのだ。ガリレオ、ニュートン、アインシュタインをして、物理学者はなぜ重力に惹かれるのだろう?ブラックホールから宇宙の構造形成まで、すべては“最も弱い力”重力のなせる業だ。かくいうわれわれも、地球の重力に引かれて人生を歩んでいる。あたかも、それが自然なことのように。だが、重力ほど謎に満ちた力はない。ブライアン・クレッグがこの謎に迫る。重力の謎に挑んだ人類の歴史がここにある。

目次

昇るもの
自然のなりゆき
重力への道
それでも地球は動く
不思議な遠隔力
歪む宇宙
アインシュタインの偉業
四つのうちの一つ
量子の世界へ
粒子と波
重力は遮断できるか
重力への賛歌

著者等紹介

クレッグ,ブライアン[クレッグ,ブライアン][Clegg,Brian]
イギリス在住のサイエンスライター。ケンブリッジ大学で物理学の学位を取得。数多くの雑誌にコラムやレビュー記事を投稿している

谷口義明[タニグチヨシアキ]
1954年、北海道生まれ。専門は、銀河天文学。理学博士。東北大学大学院理学研究科天文学専攻博士課程を修了。東京大学東京天文台助手などを経て2006年から愛媛大学大学院理工学研究科教授に就任。現在、愛媛大学宇宙進化研究センター所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐藤一臣

20
物質には、質量があり、角運動量があるそう。回転する力かな?そうすると、重力と遠心力が相殺されるようになるので、物質は物質として存在を維持できるのかな?時間とは、この角運動量のことを指すなら、理解がし易い。こうして最新物理の世界はファンタジーとして楽しめるし、新しい気づきの種が得られるので、好き。ダークエネルギーは、私たちの思念のようなエネルギーじゃないのか?そのエネルギーの力で宇宙は膨張し続けていると、うちの奥さんは言ってましたね。こうした面白い会話ができるのも、こうした本のお陰ですね。2018/01/21

おおにし

10
重力とは何かを解明しようという物理学者たちの歴史を描いた物理学入門書で350ページもある大著だが、数式も少なく縦書きで読みやすい本だと思う。ヒッグス粒子の発見で重力の正体に一歩近づいた現代物理学だが、重力がなぜ生まれたかは未だ謎のままである。その重力は宇宙を支配する力のうちで特に弱い力であるが、宇宙が膨張する力に比べて重力が十分小さかったからこそ、この宇宙はでき我々が存在しているのだ。著者の「重力は幸いにして、この宇宙が存在するほど弱い」という一節に感動を覚えた。2012/10/27

ケニオミ

8
昨年「ヒッグス粒子の謎」というヒッグス粒子の「やさしい解説書」を読んで轟沈してしまいましたので、しばらくはこの手の本は読まないつもりでしたが、本書を恐るおそる読んでみると、「重力とは何か」についての先人達の考えを纏めた「やさしい解説書」でした。重力論ですから、難解な量子論については詳しく触れていなかったので、よく理解することができました。本書での収穫の一つは、なぜ月が同じ面しか地球に向けていないのかがよく理解できたことですね。宇宙を支配する力の中で一等弱い力でありながら最後に勝つのは重力。恐るべし力です。2013/01/05

koz

5
ヒッグス粒子については申し訳程度コラムで触れるだけで、メインは重力探求の歴史である。ロジャー・ベーコン「疑う事なく、真実を知りたいものは実験をすべし」科学者が何に疑問を感じ、どう検証していったかの解説は適切な例もあり分かり易い。量子論以降はタームの紹介といった程度か。実験装置の紹介は古典のものからLIGO/LISAなど近年のものまで紹介され興味深く読んだ。Wikipediaの図が多用されているのが面白い所(だが日本特有の「ブラウン運動にまつわる誤解」という項は参照されなかった様だ)2014/01/20

ピエール

4
エラトステネスの地球の直径の測定方法、ガリレオ、ケプラー、ニュートン力学、相対性理論あたりまでは、数式をあまり使わずに丁寧に解説されていて分かり易いが、一般相対性理論から量子力学に移るあたりから説明が???になり、急に手抜きになっている気がした。量子力学の発展と素粒子の発展からヒッグス粒子にいたる経緯の辺りは飛ばしすぎていてなにやら意味不明。理学書から急に哲学書に鞍替えしたような感じ。どうしてもこうなってしまう物なのでしょうか、この世界は? とにかく前半はお勧めの良い本だと思います。2013/11/01

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