ひらめきの物理学―身近な物理現象を77のパズルとパラドックスで解き明かす

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797369809
  • NDC分類 420
  • Cコード C0042

内容説明

公式丸暗記でノーベル賞は狙えない。数式を解くだけの不毛な“日常”とはおさらばだ。名門・ペンシルヴァニア州立大学の名物教授が物理現象をひもとくヒントを大公開。

目次

物理学的なパラドックス、パズル、そして素朴な疑問を楽しもう!
宇宙に関するパラドックス
渦巻く水によるパラドックス
浮かぶことと潜ることのはざまで
流れて噴きだす!
いろいろな動く体験―自転車、体操、ロケット
コリオリの力によるパラドックス
遠心力に関するパラドックス
ジャイロ効果のパラドックス
熱いものと冷たいもの
2つの永久機関
帆走と滑空
ネコの宙返りと回る地球
まだまだイロイロ謎はある!

著者等紹介

レヴィ,マーク[レヴィ,マーク][Levi,Mark]
ペンシルヴァニア州立大学数学科教授。ニューヨーク大学クーラン数学研究所で1978年に博士号を取得。物理学や工学のさまざまな課題の数学的な解決方法を研究する

森田由子[モリタユウコ]
日本科学未来館・科学コミュニケーション主任。博士(理学)。大学と企業での研究者生活を経て、科学コミュニケーションや理科教育の世界に転進。独自に執筆活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼのまり

5
いわゆる理系、物理現象に多少でも興味を持っていれば楽しめる物理現象を数多く取り上げて解説している。式などは少なめだけれど、最低限ニュートンの法則やベルヌーイの定理などの基本的な物理法則の理解や、数学の微積分の概念はあった方がこの本の扱う題材の楽しさが深まると思う。大変なのは、そこまで数学、物理の知識レベルを上げる努力する心をいかに育てるかだったりしますね。2013/07/22

氷柱

1
694作目。4月18日から。学識のあるオタクが書いたような文章が散りばめられている。後半に移るに従って段々とその度合が増して行き、中盤以降は理解が追い付かない部分が多い。「数式は最大限省きました」という断りに騙されてはいけない。序盤こそ抑え気味ではあったものの中盤から堰を切ったように数式のオンパレードになり、その数式も高次元なものになる。物理の世界に足を踏み入れるにはまず高校数学をきちんと理解しなければならず、物理学が次元の高いものであることをまざまざと思い知らされる。2021/04/20

三月うさぎ

0
ざっと流し読みして、後はちょこちょこと、自分にとって面白そうなところだけじっくり読み込んで図を描きながら考えてみた。何度読んでも分からない問題もあり。タイトルや表紙の雰囲気から感じるよりは本格派。本当に物理や数学を勉強している人からすれば式とかを極力排しているように感じられるんだろうな(^^;)2014/05/28

ほーりー

0
物理に関する様々な事象を極力数式や記号を用いずに解説しようとする著者の意思は伝わるが、普段から数式を扱う者から見れば少しじれったいところもある。ベルヌーイのあたりは、数式を用いればもう少し美しく解説できると思うのだが、これは理工学の専門書ではなく、大衆向けの本であるため致し方ないのかな、と。 しかし、内容は非常に面白く、楽しく読むことができた。

すぐる

0
2013/10/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6369567
  • ご注意事項

最近チェックした商品