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世界を変えた17の方程式

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797369700
  • NDC分類 411.4
  • Cコード C0041

内容説明

方程式は、地図の作製から衛星ナビゲーションまで、音楽からテレビまで、アメリカ大陸の発見から木星の衛星の探査までと、今日の世界を作り上げるうえできわめて大きな役割を果たしてきました。本書は、歴史上とりわけ重要な17の方程式を採り上げ、それが何を表しているのか、なぜ重要なのか、社会にどのような影響を与えてきたのかを、豊富なエピソードと共に明らかにしています。

目次

カバに乗った女房―ピタゴラスの定理
手順を短くする―対数
消えゆく量の亡霊―微積分
世界の体系―ニュートンの重力の法則
理想世界の兆し―マイナス1の平方根
結び目をめぐる騒ぎ―オイラーの多面体の公式
偶然のパターン―正規分布
良い振動―波動方程式
さざ波とパルス―フーリエ変換
人類の飛翔―ナヴィエ=ストークス方程式
エーテルのなかの波―マクスウェル方程式
法則と無秩序―熱力学の第2法則
絶対であるのは1つだけ―相対論
量子の不気味さ―シュレーディンガー方程式
暗号、通信、コンピュータ―情報理論
自然のアンバランス―カオス理論
ミダスの数式―ブラック=ショールズ方程式
次は何か?

著者等紹介

スチュアート,イアン[スチュアート,イアン] [Stewart,Ian]
ウォーリック大学数学部教授。英国の第一線の数学者であり、ポピュラーサイエンス書の著者としても世界的に有名。2001年に、王立協会のフェローとなる。新聞や雑誌の記事の執筆、テレビの科学番組への出演なども積極的に行っている

水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者。東京大学理学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

23
17の式を挙げてその歴史的な説明などをわかりやすく説明してくれます。ピタゴラスの定理からブラック=ショールズ方程式までかなり難しい分野まであります。最初に式があり、その式の意味しているところを簡単に説明してくれます。エントロピーやカオスの式まであります。頭の体操になります。2014/07/22

まえぞう

12
再読。方程式をピタゴラスの定理のように数学的な普遍性を表すものと、相対論のように物理や経済の実態を表現するものに分けていますが、いずれもその数学的な分析というよりは、その式が現れたおかげで世界がどう変わったのかの説明が中心です。その意味では作者の意見というか主観が入ってきます。もう少し淡々としたもののほうがわかりやすいかもしれません。2020/05/23

オザマチ

6
真理の探求から科学技術への応用まで。正規分布やブラック・ショールズ方程式を取り上げる章では、応用数学・モデリングの乱用と限界についても言及される。いつもいつも理論面でお世話になっているんだから、たまには数学者のセンセイたちにも感謝しなくちゃいけないね。2014/07/04

fuku66

6
カオス理論については名前しか知らなくて、内容を興味深く読めた。フーリエ変換とか、知ってる式についても最先端でどういう展開が起こっているのかを知って、これもまた面白かった。2014/05/23

にこにこ

3
面白い!高校時代に数学が苦手で歴史が得意だったけど、数学の歴史を勉強することで数学を克服していったのを思い出した。高1でこの本を読んでいたら理系に進んでいたかもなあ。方程式の最初に、どんな公式かとなぜ重要なのかとどんなことに使えるのかが書いてある。明日返さなくてはいけないので最後まで読めてないけど、この人のほかの本を含めてちゃんと読みたい。2015/12/04

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