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内容説明
代表就任を祝う宴が無事に終わり、ようやく一息と思ったのもつかの間、西の辺境で戦争が始まったという情報で街は騒然としています。ところが、いつものように飛び出すと思っていた旦那様が、何故か今回に限って大人しいのです。毎日わたしに内緒で、アーテちゃんとこそこそ何かしているばかりで、戦争の事には関心がない様子。これには、話を聞きつけてやって来たリア=メイさんも酷く不満げです。…旦那様は一体何をなさっているのでしょうか。ところが、ある日を境に事態は急変!しかもわたしは、旦那様とリア=メイさんが抱き合っている姿を見てしまい…!?「魔材」第9巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
27
サシャの気持ちもわかるけれど、三代目が向き合っている相手は強大なものである。だからといって・・・む、私ももやもやしてきたぞ。三代目、しっかりせい!2016/02/26
佐治駿河
5
どんな作品もシリーズが進む毎に読破する人数が減ってきますが、この作品も例に漏れずですね。ついにこのシリーズもこの読書メーター内で読んでいる人が100人に満たなくなったと思うと寂しいかぎりです。2012/03/18
ともよし
3
『手段の目的化』で躓いてしまった三代目。臨機応変な思考は物語を進める力だが、芯がぶれてはうまくいかないのは仕方がない。うまくいったらつまらない話になるし。状況は厳しくなったが前に進む力は最後に得たし、振りかかる困難は是非次巻で乗り越えてほしい。あと作者は頑張れ!負けるな!2012/03/17
nanashi
3
サシャかわいいよサシャ。今回泣いてばかりだけど。2012/03/13
無銘
2
いつの間にやら世界の危機に挑むことになっている魔法材店店主の物語、9巻目。西方で起こった戦争と、アーテの仲間捜し、そして王国の不穏な権力闘争。色々と過負荷気味だったシャルトがとうとう手痛い失敗をして心が折れる。起こった事態も悲劇だが、その後のサシャとのすれ違いもまた悲劇。最後に少しだけ救いがもたらされたが、重苦しい空気は完全には払拭できない。なかなかに厳しい状況だが、続きはどうなることやら。2012/06/04