ソフトバンク新書<br> 腕時計のこだわり

電子版価格
¥770
  • 電子版あり

ソフトバンク新書
腕時計のこだわり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797365641
  • NDC分類 535.2
  • Cコード C0277

内容説明

腕時計は大人の男のたしなみである。機械式腕時計の世界は奥が深く、さまざまな楽しみ方がある。腕時計のブランドやデザイン、メカ機構など、腕時計の愛好家がどういった「こだわり」をもって腕時計に接しているかわかれば、腕時計はもっと面白くなる。ある人は精細で洗練された文字盤デザインに魅せられ、またある人は複雑で精巧なメカ機構の虜になる。なぜ人は腕時計に惹かれるのか、その魅力の秘密に迫る。

目次

第1章 時計ブランドのこだわり(ブランドの特色がわかれば時計が面白くなる;時計ファンにおなじみの時計専業ブランド ほか)
第2章 デザインのこだわり(時計の顔となる文字盤;文字盤の最高峰「エナメル」 ほか)
第3章 ムーブメントのこだわり(ゼンマイを巻く「愉しみ」がある手巻き腕時計;実用性抜群でスタンダードとなった自動巻き腕時計 ほか)
第4章 腕時計の買い方にこだわる(時計は選んでいるときが一番愉しい;腕時計は必ず実物を見て選ぶ ほか)
第5章 腕時計のメンテナンスにこだわる(「一生もの」となる腕時計;時計を扱うときは「水」に要注意 ほか)

著者等紹介

並木浩一[ナミキコウイチ]
1961年生まれ。大同大学教授。『ダイヤモンド・エグゼクティブ』誌元編集長。編集者・記者として腕時計を対象に取り組み、時計に関する著書のほか、雑誌の記事や連載も執筆している。時計の世界的イベントであるバーゼル・フェア、ジュネーヴ・サロン(SIHH)も毎年取材しており、時計評論の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

64
馴染みのスナックのママがいうのである、男の人って本当にクルマと腕時計が好きなのよね、と。御多分に漏れず僕もである。男が憚りなく着けることの出来る唯一のアクセサリーだから。機械式時計は、常に身に着けられる機械ものの小宇宙だから等、様々な理由がある。そんな言葉にシンパシーを感じる方は本書が愉しめる。ただ、上級者の方は知っていることばかりだと言われればそれまでであるが。そして、読了後、クルマも腕時計もお金がかかることに思い悩むことは、皆共通の果てることなき、尽きることなき悩みと現実を思い知らさせるのではある…。2020/05/24

501

16
「腕時計一生もの」の続編に位置付けられる内容。前著が機械式腕時計を多角的な視点で俯瞰したのに対し、本書はケースや文字盤の素材、針の種類、ムーブメントの構造、目で楽しむためのポイントといった時計そのものの子細を語る。主要メーカー40社の簡単な紹介もある。批判めいた言及も押し付けがましさもなく、腕時計に興味を持ち始めた人が、自分自身の見方で楽しむ力を養う足がかりとなれる内容。図があると分かりやすいのにと思う箇所が何点かあるけど、ネットで検索すれば詳細な図説がみつかるので、検索と併用するのがおすすめ。2015/03/10

501

13
同著者の光文社新書の「腕時計一生もの」とあわせて読むのがお勧め。2022/02/26

Isuke

7
BF。最近、文房具に加えて腕時計に関心を寄せている。ブランドなどがぼんやりわかりかけてきたタイミングで本書を手に取る。8割方、用語や意味がわからないが入門書としては素晴らしいと思った。「腕時計を買うということは、出費ではなく、祝い事なのです。」196p ブランドや他人の基準ではなく、自分が気に入るものを使うのが肝要。自分にとってのいい時計。2021/05/31

dice-kn

7
著者の腕時計愛がすごいなと思いました。私は秒針が流れるように動く(スイープ運針と言うらしいです)時計が好きで自動巻きや手巻きの時計を持つようになりましたが、買うきっかけはじっくり選ぶよりも一目惚れが多かったような。人が着けている時計にはついつい目が行ってしまいますね~2018/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4342274
  • ご注意事項

最近チェックした商品