内容説明
本書で紹介するのは「糖質制限食」。糖質を含む食べ物を控えるダイエット法です。カロリー制限は不要で、肉や魚、お酒ですら、どんどん飲んだり食べたりできます。運動も不要。あまりに簡単なので、“ずぼらダイエット”という異名も。即効性が高く、大半の方は最初の1週間で2~3kg痩せます。著者は半年間で10kg痩せて、学生時代の体型に!その具体的なノウハウを本書で徹底的に公開します。
目次
第1章 満腹ダイエットの基本的なやり方
第2章 満腹ダイエットで痩せるメカニズム
第3章 満腹ダイエットを賢く実践する
第4章 糖質制限食の誤解を解く
第5章 そもそも人類は糖質制限食が基本
第6章 糖質制限食で健康になる
著者等紹介
江部康二[エベコウジ]
1950年生まれ。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院理事長、医師。同院での臨床活動の中から、ダイエット、糖尿病克服などに画期的な効果がある「糖質制限食」の体系を確立。自身も実践した結果、66kgあった体重が56kgと半年で10kgの減量に成功する。1500を超える症例から、肥満・メタボリック症候群・糖尿病などに対する糖質制限食の絶大な治療効果を証明。多くのセレブ・有名人からも熱烈な支持を受け、芥川賞作家・宮本輝との対談本『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』(東洋経済新報社)はベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
14
炭水化物の摂取量を減らす。それ以外は今まで通りの食生活をする。炭水化物を抜いているのだから全く努力がいらないとは言わない。主食だけでなく甘いものも我慢することになるので、それを辛く思うという人もいるだろう。しかし、他のダイエットと比べれば充分に負担は軽く、かつ効果的な方法といえる。2015/09/13
ロボット刑事K
13
この本を読み終えたのは、実は今から1年前。簡単に言えば、話題の糖質制限ダイエットの解説です。タイトルもそうですが、著者は結構言いたい放題です。要は人に炭水化物は必要ないってこと。私は大学で生物を学んでいましたので、実験は大好きです。で、この本を読み、人体実験をやることにしました。ええ、自分の身体を使って。私の体重は100キログラム、1年間糖質制限を実施してみた結果、20キロ減量しました。最初は炭水化物の誘惑もありましたが、慣れちゃえばなんてことありません。指南書としても読物としても十分面白く☆4つです。2020/10/25
まりもんママン゚+.*ʚ♡ɞ*.+゚
11
ネットでもダイエットと言えば『糖質制限』という文字が目に入る昨今、今一度読んでみようと思いました。難しい理屈は頭に入らないけれど、とにかく糖質だけが血糖値を上げる。糖質制限すれば糖尿病患者は劇的に治る(正常値に戻る)と述べてらっしゃる。また反対にこれを否定する人もいるのは確か。ダイエットって本当に賛否両論です(^◇^;)2014/06/14
文章で飯を食う
11
糖質制限食が、人類の本来の食であるのか?面白い。しかし、米とかパンを食べないと食費が大変だ。今後、いろいろと出てくるんだろうな。一時の花火で終わるか、パラダイムシフトになるか、興味津々である。2014/01/19
千冬
7
「足への負担を軽くするため体重を落としたい」けれど「足に負担がかかるので運動ができない」という足の悪い母が主治医に勧められた本。興味が湧いたので自分でも読んでみた。持続して体重はしっかり落ちているらしいので、効果は期待できそうです。2013/01/19