サイエンス・アイ新書
海に暮らす無脊椎動物のふしぎ―歩くホヤ、夜遊びする貝、踊るクモヒトデ…沖縄の海に生きる動物たちのびっくり仰天!な生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797363005
  • NDC分類 483
  • Cコード C0245

内容説明

大きくカラフルで目立つものから砂粒サイズの無名なものまで、さまざまな無脊椎動物たちが暮らす海。海で無脊椎動物は多様な進化を遂げました。そして各々が人間の常識では考えられないような方法で熾烈な生存競争を切り抜け、したたかに生き残って子供を残します。本書は不思議と驚異に満ちた海産無脊椎動物の世界を、ライターにして研究者である著者のわかりやすい解説と美しい写真で紹介します。

目次

第1章 無脊椎動物ってなんだろう
第2章 これでも動物?な無脊椎動物
第3章 無脊椎動物のさまざまな防衛戦略
第4章 ふしぎな動きをする無脊椎動物
第5章 無脊椎動物のさまざまな性のありかた
第6章 家を持つ無脊椎動物
第7章 他人と寄り添って生きる無脊椎動物
第8章 他人に寄生する無脊椎動物
第9章 身近にいるのに見えない無脊椎動物
第10章 ゲノムから解き明かす無脊椎動物の進化の謎
第11章 海で動物観察する方法

著者等紹介

中野理枝[ナカノリエ]
1959年大阪府生まれ。1983年早稲田大学卒業後、広告代理店に就職。1987年スクーバダイビングのライセンス取得。1989年フリーランスライターに。1999年『ウミウシガイドブック』(阪急コミュニケーションズ)編集。2007年琉球大学大学院理工学研究科博士前期課程進学。進学後にウミウシの生態に関する論文を複数本発表。2011年現在、同大学院博士後期課程3年次兼フリーランスライター

広瀬裕一[ヒロセユウイチ]
1963年、大阪府大阪市生まれ。1991年筑波大学大学院生物科学研究科修了(理学博士)。その後、慶応義塾大学、筑波大学、日本大学を経て、琉球大学理学部海洋自然科学科生物系教授。主にホヤの組織・細胞から多様な生き方の仕組みと進化を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いきもの

2
複雑怪奇、無脊椎動物の生態の数々。やっぱり生物はいいなー。驚きに満ち溢れているなー。楽しい一冊です。クラゲもいるよ!2012/11/01

Noriko S

1
高知県柏島でお会いする中野先生の御本。無脊椎動物ってウミウシばかり意識していたが、サンゴやホヤ、カイメンやウミシダも動物!ふーむ、海の中の多様性にさらに興味深々。面白い意見あり「知識をつけてからフィールドに行くと、今まで見えなかったものが見えてくる」。確かに!クマノミもハゼも、ウミウシも知識をつけると海の中でさらに感動が!難しい内容もあるが写真もキレイで参考になる。コイボウミウシが毒あることにびっくり!大丈夫と思われますが、注意しましょう!2018/01/29

眠り王

0
著者はウミウシに興味を持ち、40代から大学院に入って研究者となったというアクティブな経歴の持ち主。 海に住む多様、かつマイナな海の生き物が面白おかしく紹介されているエッセイ本です。 海、生き物どちらかが好きな人ならかなり楽しめるはず!2014/06/29

マツド

0
期待していたのとちょっと違った。あんまりびっくり仰天!しなかった。もっと面白い無脊椎動物もいるはず!沖縄周辺の動物以外も取材して書いてほしいな。2012/04/30

ぷくらむくら

0
海は広大で、そこにいる生物達が如何に多様な生き方をしているのかが良く分かる本2011/07/19

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