内容説明
20世紀に発明されたコンピュータは飛躍的に発展し、21世紀の現代では、携帯電話、テレビ、デジタルカメラ、ゲーム機などの生活用品に組み込まれています。さらに、自動改札機、ATM端末機の制御や、顧客管理、財務管理など、さまざまな企業の業務も、コンピュータなしには成り立ちません。これらのコンピュータは、プログラムによって動作します。本書では、コンピュータ上で動作する良いプログラムを作成するうえで、学習すべき「アルゴリズム」についてその基礎を説明しています。
目次
第1章 アルゴリズムとは
第2章 変数と配列
第3章 データ構造
第4章 基本的なアルゴリズム
第5章 並べ替えと探索
第6章 そのほかのアルゴリズム
第7章 アルゴリズムの計算量
著者等紹介
杉浦賢[スギウラケン]
有限会社システムロードでマイコン制御関連のプログラム制作を担当したあと、現在は独立し、おもにC、C++、C#、VB.NET言語を利用して、Windows用ソフトウェアの開発に従事している。また、ソフトウェア会社の新人研修、コンピュータ専門学校の非常勤講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
5
図書館。 アルゴリズムの初心者向け学習本。ただし、コードは一切書いておらず図解でアルゴリズムの考え方を示すのみ。 左側に文字、右側に図解という構成。一つのアルゴリズムにつき2ページ割り当てで解説。 おおむね知っている内容だったため、理解できた。ただ、初学者がこの本で理解できるだろうか。簡単なものも、難しいアルゴリズムも同程度の分量で記載されているが、難しいアルゴリズムに対しては、もっと深く解説できたのではないかと思う。 この本は副読本のつもりで別の本できちんと学習するのが良いかと思います。2015/03/21
S
1
エレガントなプログラム いい響きで、そのためにいかに効率的なアルゴリズムを書くか。門外漢ながら面白い。2024/02/02
Kou Shingai
1
基本情報処理資格を取得後、時間が空いた時に基礎から勉強したいと考えた事柄がアルゴリズム。情報系出身者ではない私にも分かりやすい内容です。特に図解による説明はとても理解しやすい内容でした。情報系出身者以外の方でシステムの構築、流れを把握する上での基礎知識をおさえたい方にはお勧めです。専門の方には正直基本的な内容も多いですが、利点があるとすれば他分野の方にも分かりやすい説明が提示されていることだと思います。2014/08/02
hatagi59
1
図が非常に分かりやすい。 イメージし辛い場合は非常に有効なテキストだな。 アルゴリズムの正当性と停止性という定義は初めて知った。笑 アルゴリズムは処理とデータの組み合わせ。 正当性:与えられた課題に対して正しい結果をもたらす。 停止性:最終的にかならず停止しなければならない。永遠に処理を繰り返し、答えを返さない手順は、アルゴリズムではない。2014/02/13
しょーた
1
アルゴリズムの意味も知らなかったけど、この本のおかげで少しは説明できそうだ!アルゴリズムは問題解決の手順のことで、コンピューターのプログラム!実生活に例えるなら、料理のレシピだそうだ!目的達成のために、材料(データ)と手順を時系列通りに遂行していく点で良い例えだと思った!2013/12/07
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