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内容説明
「んと、どうしましょう」休講のため時間が余ってしまったユティは、ただひとり困っていた。「真っ直ぐ帰りましょう」しかし、彼女は先の言動と裏腹に遠回りをしていた。寂しいからこそ、賑やかな場所に行こうと思った。背後から迫る危機に気付ぬままで。一方、樹理が移り住む町では、新たに護衛を言いつかった三人娘が、誰かのせいでひどい目に遭っていた。「グス…痛いよ、恥ずかしいよ」「もうお嫁にいけないよ~!!」「しくしくしくしくしくしくしく」様々な陰謀渦巻くなか今回も気を吐く時雨。物語の行く末は如何に!?「まぁ、裸エプロンは基本ですよね」第1回GA文庫大賞奨励賞受賞作。
著者等紹介
十目一八[トオメカズヤ]
『理の守護神さま。(2)和気喧騒の三姉妹』で、第1回GA文庫大賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
5
設定やストーリーが作者の筆力に見合わなすぎ。2巻になって、何とか小説の体裁は取れてきたけれど、それだけ。そして個人的には登場人物への共感の出来なさも如何ともしがたし。時雨も魅柚も、魅力とムカつき度の収支は明らかにマイナス決算。何か、色々考えがあってこういう性格設定にしたんだろうけど、筆力ないんだから、素直に自分が可愛いと思えるヒロインにした方が良かったと思うよ。それからあとがきの謝辞で、新人2冊目の立場で読者への感謝がないのにびっくり。キャラへの共感のできなさは、作者の何らかの欠損が原因なのかもしれない。2013/02/08
登良
2
再読。作者はまだまだ技術力不足。まあ頑張れや。イラストは大好きだよ特に表紙2014/07/17
とわとわ
2
魅柚は傍若無人だが、時雨ほど嫌悪感や違和感はわかなかった。暴力は持っていても、時雨と違って、権力は持っていないし。 理不尽なふるまいをする分、周囲からはその理不尽さにある程度ふさわしい対応を取られているわけだし。理不尽にふるまうものが持つ魅力もある。 会話には、テンポの良さと個性がでている。戦闘の分かりづらさも、前作よりは良くなっている。 この人の書く話なら、もう少しまともな人、あるいは私が共感できる人物だったら、もっと楽しめるかも。2010/07/11
タカユキ
2
変態が多すぎてちょっとキツい。2010/01/22
nanashi
2
時雨以上のキレっぷりを発揮する魅柚に唖然。性格破綻者しか出てこないのか。2010/01/15