内容説明
機知に富んだルアークはシャナの父親に認められ、頭角を現わしていった。彼女を一途に求めるルアークに、やがてシャナも熱く身も心もひかれていく。が、シャナの誤解により、ルアークは島を追放されてしまった。ルアークは海賊船に助けられたが、海賊たちがシャナの父親の莫大な財産を狙って彼女を人質に誘拐したと知り、命を賭けて救出に乗りだす!数奇な運命によって結ばれたシャナとルアークの行く手に待ち受けているものとは?カリブ海を舞台に愛と憎悪が燃えあがる、波瀾万丈のロマンス巨編。
著者等紹介
ウッディウィス,キャスリーン・E.[ウッディウィス,キャスリーンE.][Woodiwiss,Kathleen E.]
1939年、ルイジアナ州生まれ。「ヒストリカル・ロマンスのファースト・レディ」と称される。1972年に『炎と花』を発表して以来、35年間で長編13作を上梓。全作品が“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラー・リストに選ばれ、アメリカだけでも3600万部超のセールスを誇る。2007年没
沢万里子[サワマリコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
20
氷のようなシャナも、ルアークの愛によって少しずつ溶けていく。やっぱりこのヒーローステキだわ(☆∀☆) いろいろな事件が次から次へとおき、読んでて飽きなかった。他の登場人物も魅力的で良かった。中でもお馬さん!! 大活躍だった(^_-) 2020/12/08
ぽこ
5
シャナには男心がわからないんですね。ヒロインの態度に時折イラっとくることもありましたが、ヒーローの大きな愛が救いになります。少しずつ愛が深まるとともに、心も成熟していく素晴らしいお話でした。2015/04/06
たまきら
5
話が二転三転、目まぐるしく変化していきます。ついていくのは一苦労!最後のパパがかわいかった!2014/09/24
矢田ふみえ
3
個性あるヒロイン。2021/03/15
kokorika
2
海賊に誘拐され酷い目にあうシャナ。仲間のふりをしてシャナを守り逃げる機会をうかがうルアーク。下巻もルアークはシャナに献身的で応援したくなる。後半に行くに従い、シャナにも心の変化が見られ、相手の気持ちを思いやるようになり読みやすくなった。最後までルアークは命を狙われ、目が離せなく一気に読了。ラストは幸せな二人が見れて良かった。2019/05/22
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