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内容説明
ドラゴンの鱗も無事入手できて、お店に束の間の平穏が訪れました。でも、一難去ってまた一難、旦那様の身に再び難題が降りかかります!赤熱病。わたしの両親を奪った、流行病です。治療に尽くす旦那様を見て、わたしも少しでもお役に立ちたい、そう思って行動したのですが。突然、知らない人たちに草の上に放り出されました。両手は後ろで縛られ、猿ぐつわを噛まされています。し、しかも、わたしのことを、しょ、処女かって、そ、そんなこと聞いていったいどうするんですか―!攫われたリア=メイさんも窮地に陥るなか、希望はもう旦那様だけです。どうか旦那様とわたしたちに、幸運神のご加護がありますように。
著者等紹介
葵東[アオイアズマ]
東京生まれの東京育ち。『ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
30
本作では、三代目が赤熱病という流行病にかかってしまい大ピンチ。リアよりもサシャの活躍と健気さが目立つ。とっくにフラグ立っているような?2016/02/19
とわとわ
3
一巻では、優秀すぎることが明らかになった主人公。しかし、今回の問題は主人公ですら簡単には太刀打ちできないもの。疫病に加え、政治力学的な問題。そこに挑んで必死になる姿が面白かった。2011/04/25
のほほん
3
ドークはスペックが基本高いな…それゆえの孤立か。まぁ、結構大変。魔法使いと神との対立。リア=メイやサシャのヒロインだけではなくて、他の人たちのためにも献身的に働く3代目。これが民衆には評価されるがお偉いさんには不評。リリアーナ皇女がキーパーソン。精神面のサシャ。今の旧体制を一体ドークは壊せるのだろうか期待。2011/04/13
彩雲
3
アウトブレイク+大規模商戦。疫学が発展し過ぎな印象があるけど仕方がないところか。商戦に関しては『狼と香辛料』と比べると、敵側の動きが描写される点と、三代目は魔術師が本領で商人としては素人な点が特徴的で、その違いが興味深い。あと、全体的に因果応報的である点が大変好みです。2010/02/16
四向居
3
一巻よりかなりいい。そうなんだよ、タイトルから期待したお話ってこういうのなんだよ、と心の中で思わず喝采。しかしこうなってくると、キャラの使い方が難しくなってくるのかな。主人公以外のシーンの描写がどうにもたどたどしく見えてしまう…それが残念。3巻ではどのキャラも巻き込んだ、タイトルらしい話を期待します。あ、あと一つ。やっぱり絵がいいね。これは表紙で買わせられる。2009/11/30
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