内容説明
信長、秀吉、光秀、利休、龍馬、新選組、花魁、直江兼続、北条早雲、諸葛孔明…歴史上の人物たちは、“光”を味方につけて自分をPRし、ピンチをチャンスに変えました。そのエピソードを丹念に紹介しながら、彼らの照明術を現代に生かす方法を提案。仕事にプライベートに、“灯り”があなたの強力な助っ人になってくれることでしょう。
目次
第1章 光を味方につけた者は勝つ
第2章 ビジネスで成功する光の使い方
第3章 クリエイティブ力を高める光
第4章 ピンチを救う想定外の光の使い方
第5章 デキる人は灯りでモテる
第6章 その人のイメージを決定する灯りの使い方
著者等紹介
結城未来[ユウキミク]
灯りナビゲーター・タレント。東京都生まれ。NHK「生活ほっとモーニング」、TBS「ジャスト」「ニュースの森」、テレビ朝日「やじうまプラス」、テレビ東京「土曜競馬中継」、フジテレビ「めざまし天気」など、多数のテレビ番組の司会やレポーター、CMで活躍。その一方で、インテリア・コーディネーター、色彩コーディネーター、照明コンサルタントなどの資格を生かして、灯りナビゲーターとして照明の大切さを提唱中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shigoro
4
幅広く絵画や茶室、吉原に戦術などからピックアップして、歴史上の照明術から、現在の住まいに役立てる照明術を探そうという試み。本書の狙いは面白いが、多少強引な解釈もあり頼りない感じもする。役立つかどうかはともかく、照明1つで雰囲気が変わり、生活への変化や楽しみは増えるかな。とりあえず風呂や食事のロウソク、デスクの間接照明や、オレンジ色の照明など手軽に試せるものからやってみたいかな。 2012/02/08
りりん
1
ふだん生活しているなかで意識することはほとんどないであろう、照明を初めとする「光」。そこにあるのが当然であるからこそ、我々へ無意識下に影響を及ぼしている光の世界は解きほぐすと奥が深く、その影響力の強さに驚かれることだろう。人の第一印象を形作るのは、その人の見た目をふくめた雰囲気である。が、その印象は一様ではなく、例えば日中ならば好印象を抱くその顔にも、薄暗い青い光を当てればどこか怪しげな印象へと変わる。それならば、人と人が関わる社会において、光の影響力は当然無視できず、むしろプラスに働かせてはどうだろう。2013/12/24
ヒコ。
0
「人を動かす」よりは「歴史に学ぶ」部分に偏りは大きい。江戸時代の灯り四方山話2011/04/25
アルゴン
0
★★★★☆「頭がよくなる照明術」に続き、タイトルからは「軽い」印象を受けるのですが、いやいやどうしたもので非常におもしろくてためになります。この本を書くために500冊本を読んだというのも納得がいきます。2009/12/18