内容説明
わが国オリジナルの技術が世界をリードする側面をもつ薄膜技術のすべてにわたり、注目すべきポイントにしぼってやさしく図解した入門書。真空の中でプラズマを利用して新しい素材をつくる薄膜技術で、どのような世界が見えてくるのかなどを紹介。
目次
第1章 よい暮らしは美と微から
第2章 真空は薄膜づくりの貴重な環境
第3章 薄膜をつくろう
第4章 薄膜には独特の性質が表れる
第5章 基板と薄膜を強く結びつけるための技術
第6章 薄膜づくりにはプラズマが大切
第7章 古くから用いられた蒸着法
第8章 大面積ソース・量産向きのスパッタ法
第9章 気体から薄膜をつくる気相成長法
第10章 液体の中で薄膜をつくる―めっき
第11章 薄膜を回路やトランジスタに加工するエッチング
第12章 薄膜を使って前進―その可能性はかぎりない
著者等紹介
麻蒔立男[アサマキタツオ]
1934年、愛知県生まれ。1957年に静岡大学工学部電子工学科を卒業後、日本電気株式会社に入社、1967年から日電バリアン(現キヤノンアネルバ)に出向。1990年より2010年まで東京理科大学教授ならびに同嘱託教授。日本真空協会個人理事。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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