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内容説明
「純愛とは、愛を手に入れまでの過程のみを評しての言葉ではありません。むしろ、その手に掴み取った後、どうやって育み、護り抜くかが重要なのです」「…つまり?」「ご主人様の、ロースペックなお脳用に難易度を下げて説明するならば『手前、カナデ嬢から愛の告白されたからって調子に乗ってんじゃねえぞ!大変なのはこれからなんだぞ蛆虫もどき!天狗になって道を過てば、即破談だからな!』と言った所でしょうか」―かくして、侍女であり、教育係でもあるリビエラによる「純愛調教教育」が始まった。しかし、カルマが純愛を極めようとすればするほど、事態は思いもよらなかった破滅へと向かう!二人の愛の行方は…。
著者等紹介
速水秋水[ハヤミシュウスイ]
1987年生まれ、京都市山科区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナガマツ
1
ゲイオルがカッコ良すぎる。テンポの良い掛け合いと、想いのぶつけ合いが非常に気持ちが良い。嫌われたくないから嘘をつく、愛されていると信じているからずべて話す。なんというか王道なんだけど、やっぱり王道はいいものだね。純愛は相手を信じること、ってことか。1巻の時と比べるといい意味でキャラクターが薄くなったね。姫様とか特に。いい女になるよ、彼女2010/03/24
ユート
1
とても面白かった。欲を言えばカリバン卿のイラストをもっと早く出してくれてれば状況を想像しやすくなったと思うが…。あとてっきりフェルミナもハーレムの一員に加わるのかと思ったが、予想を良い意味で裏切られた。あとは次巻でガチに暗い話とかにならなければ文句なし。2009/08/18
Michel
1
なんつーか、神と悪魔が段々シームレスになっていくな(笑) なんつーか、レイナ姫がかわいくなっていく件についてはどーしたもんか2009/08/14
絵空那智
1
この作品は男キャラがすごくいい。カリバン卿いいなあ2009/08/13
Mu@仔羊堂
0
魔神カルマの純愛物語第二弾。今回はちょっとシリアスな展開に。その分、前巻の軽快さは減じたかな。エッチさも(笑)でも、このあり得ない展開はこの物語の魅力。今回は慈愛の女神フェルミナの想いが胸に苦しい。ただ、一巻から気になってるんだけど、ヒロイン・カナデの扱いがちょっと記号的。彼女の内面をもっとちゃんと描くべきだと思う。2011/07/16