ソフトバンク文庫
詩聖の王子―イエスによる福音書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 583p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784797355185
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

イエスによる福音書の手がかりを追い、作家のモリーンはフィレンツェに飛んだ。そこで彼女は、ルネサンス芸術の後援者で「詩聖の王子」と呼ばれるロレンツォ・デ・メディチの謎に満ちた生涯に突きあたる。一方、モリーンの恋人で現代の「詩聖の王子」ベレンジャーの周囲に陰謀の影が。窮地を救うべく、彼女はメディチ家とマグダラのマリアとの秘密の関係を探る。ロレンツォが絵画を通して伝えようとしたメッセージとは何か?ボッティチェリ、ミケランジェロなど実在の芸術家を織り込みながら二千年の聖なる謎に迫る歴史ミステリー・ロマン。

著者等紹介

マゴーワン,キャスリン[マゴーワン,キャスリン][McGowan,Kathleen]
ロサンゼルス在住の作家。マグダラのマリアの福音書をテーマにしたデビュー作の『待ち望まれし者』はアメリカで自主制作で出版された。その後、大手出版社が高額で出版権を取得して全米ベストセラーとなり、世界40カ国で刊行されて話題を呼んだ

黒川由美[クロカワユミ]
翻訳家。津田塾大学英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Covastra

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待ち望まれし者は三部作ということだったので一応これで終わりなの? アン・ブーリン編是非読んでみたい。 この小説を読むと聖書がやたらと読みたくなるのが不思議。2014/10/26

旅行人

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フィレンチェに惹かれてなぜか読んだ本。非常に偏った視点が多いが、美術作品の違った楽しみ方を学んだ。あと、少しメディチ家に詳しくなった。2013/02/02

フィガ郎

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「待ち望まれし者」シリーズの三作目。主人公はロレンツォ・デ・メディチ。一作目は、宗教ミステリーの色合が濃かったが、これは歴史ミステリーの色合が濃い作品。ダビンチ・コードとついつい比べてしまうが、私はこちらのほうが好き!二作目はトスカーナのマチルダ(カノッサの屈辱)が主人公だそうですが、未読。四作目はアン・ブーリンが主人公になる予定だそうで、乞うご期待!!2012/06/18

kuppy

0
大分昔に観た映画「最後の誘惑」を思い出した。マグダラのマリアに対する新しい解釈を、中世と現在のフィレンツェを舞台にスピーディーに展開している。ラブロマンスが好きな読者としても堪能できるのでは、なんとなくキャンディーキャンディーぽいというか。2011/04/07

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