ソフトバンク文庫
「ケルト神話」がわかる―ダーナの神々、妖精からアーサー王伝説まで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784797354447
  • NDC分類 164.3
  • Cコード C0195

内容説明

アイルランドの神々や英雄の物語は長い年月をかけて人々の心の中に枝葉を広げ、中世後期に花開いたアーサー王物語を経て、『指輪物語』『ナルニア国物語』に代表される現代英国のファンタジーとして実を結んでいる。本書では、神々や妖精が住まうあの世と、人間たちが生きるこの世を往来可能な不思議な世界、ケルト人の神話・伝説を解説する。実力派絵師による美麗イラスト60点を掲載。

目次

第1章 ケルトの神々(女神ダヌの一族―ダーナ神族;偉大なる大地の母―ダヌ ほか)
第2章 ケルトの妖精たち(かつての女神たちは…―女神たちのなれの果て;死の兆しを告げる妖精の女―バンシー ほか)
第3章 ケルトの英雄たち(神々に仕える樫の木の賢者―ドルイド;英雄クー・ホリンを導いたドルイド―カスヴァズ ほか)
第4章 アーサー王伝説(人ならぬ出自の予言者―マーリン;ブリタニアの命運を示す二匹の竜―マーリンの予言 ほか)

著者等紹介

森瀬繚[モリセリョウ]
早稲田大学第一文学部卒業。企画・制作プロダクション「クロノスケープ」代表として、ゲーム企画や設計、書籍・雑誌の編集・執筆など手広く活動

静川龍宗[シズカワタッソウ]
熊本県八代市出身。東京都内のゲーム会社勤務を経て2006年よりクロノスケープ所属。企画・ライティングを稼業とする。アニメやゲーム関係のムック、ゲーム攻略本などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

25
*入門書*神話ネタ小説の読解の為読了。かのアーサー王物語のルーツでもあり…指輪物語やナルニア国物語も、この神話から生み出された。ギリシャには『ケルト』ローマには『ガリア』と呼ばれ、太古の列強国に恐れられた戦いの民族が生み出した傑作神話を丁寧に紹介する――今なお、西洋のファンタジー・ミステリ・SFの元ネタとなる傑作…ケルト神話!そして、その価格の割には、非常に丁寧な入門書! ⇒続き2013/11/05

遊未

6
良く整理されていて分かりやすくまとまっています。しかし、ケルト民族がそもそもまとまっていた訳でもなく、当然、神話群があるし、キリスト教も入ってくるし…とすっきりした形ではありません。一冊ではなかなかわかりにくい。ケルト関連の本は増えているので、次を読んでみようと思います。2020/02/24

雪風のねこ@(=´ω`=)

4
ファンタジー初心者なので読むのに中々骨が折れますが、内容は丁寧に整理されて解りやすい方かと思われます。聞いた事あるなぁ、という単語が出てくるとニヤニヤしちゃいますね。「失われたイス Ancient Is Vanished」なんてファルコムの代表するRPGまんまですね。人間に猫の目をくっつけるってのは落語でもありますし(犬の目ですが)、羽衣伝説に似たものもあります。意外なほど影響を受けているのかと、大変興味深い著書ですね。2015/06/18

圓(まどか)🐦@多忙のためほぼ休止中

1
「事典」なので項目数が多くそれが一番有り難かった。できれば誰がどの神族で神族の衰亡の変遷が時系列で表記あればとか、系図や人間関係の図解があればもっとよかったけれど知識の整理として十分満足。アーサー王関連でランスロットは他の人に比べて「創作」感バリバリだけどやっぱりそうだよね。2022/07/26

田中角栄

1
読みやすく真摯な内容だと思います。 この手の本沢山ありますがこれは当たりだと思います。2010/05/19

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