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内容説明
捜し物を見つけて欲しいと頼みにくるものや、身体が溶けてしまった雪女。あい変わらず、色々なことが巻き起こるカラクリ荘だったが、太一には別に悩みがあった。それは、正月休みに自宅へ帰るべきかどうか―である。自宅には、義母・鈴子がいて、会えばまたギクシャクすると思うと、どうも乗り気になれない。カラクリ荘の面々がそのまま過ごすと知った太一は、それならば自分も―と考えた。しかし意外にもレンからの反発にあってしまうのだった。珍しく大きく動揺し、怒りをレンにぶつけた太一だったが…。ご町内妖怪奇譚第3巻登場。
著者等紹介
霜島ケイ[シモジマケイ]
大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽろん
29
今回も温かい気持ちで読了。新しいお母さんについて考えられる様になったのは大きな前進。采奈の気持ちに気づくのも時間の問題かな。2017/07/07
Humbaba
6
相手を想っての行動であっても,それをそのまま表現するのは適切ではない.例え心からの行動であっても,相手が必ずしもありがたいと思うわけではない.自分が努力したからわかってほしいというのは,傲慢である.2013/02/06
MTTとろろ@ご無沙汰でした
6
今回もまた、十遠見さんにもってかれた…!!可愛い、可愛すぎるよ十遠見さん!このオトメン!そして鈴子さんの性格が意外でした。プラス思考な所は見習いたい。この本が出た時は春だったらしいですが、私はちょうど冬のような秋の季節に読んだので色々と羨ましくなりました。コタツいいなコタツ。太一がまた、少しずつ成長しているのが読んでいて伝わってきました。自分の心に負けるな、太一。2011/11/15
流咲月
5
人と関わるのが苦手で、深くかかわる事を避けていた太一が『カラクリ荘を逃げ場にしている』と図星を指され、レンと喧嘩!ハラハラしちゃいました。確かに、喧嘩だと相手をやり込めたくて、思ってもいないことを言ってしまう事もあるよなぁ・・・。そんな中雪女に憑かれてしまい、彼女と感情を共有する事でまた少し成長した太一。鈴子さんが実は、とんでもな人でww「」が太一の鈴子さんに対する無関心を良く表してるなぁ。レンとの仲直りも不器用ながら自然でいいなと思いました。次で完結みたいですが、太一がどんな成長を見せてくれるのか楽しみ2010/11/21
北野
4
うー! 冬も、いい季節ですね。 太一の、成長とともに、私自身も成長している」ような…(笑) そして、愉快(!?)なアヤカシたちも、相変わらずw あと、一巻だけなんて! 寂しいです…泣2014/10/28