内容説明
日系2世として生まれたキャピー原田は、戦時中、敵国語(日本語)情報将校として最前線にあり、戦後、GHQに仕え日本のプロ野球の復興に努力をした恩人ともいえる人物である。戦後、この男がいなければ日本のプロ野球の復興はありえなかった。2リーグ制導入、日本シリーズ開催、日米交流戦、社会人野球の復活に貢献。本書では、戦後史を彩るダグラス・マッカーサー、白洲次郎、正力松太郎、力道山、ジョー・ディマジオ、マリリン・モンローなどとの交流を通して、原田氏がいかに戦後の日本の復興に貢献したかが綴られています。
目次
第1章 野球少年の夢
第2章 太平洋戦争
第3章 戦後復興の始まり
第4章 後楽園に揚がった日の丸
第5章 奔走の日本時代
第6章 夢の実現
著者等紹介
市岡弘成[イチオカヒロシゲ]
1962年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。日本テレビ勤務。ドラマや情報番組の制作などに携わった後、1992年に渡米。UCLAエクステンション・映画テレビ学科修了後、フリーのディレクターとして民放各局のアメリカ取材に従事。現在は時事通信社の契約記者として大リーグで活躍する日本人選手などを取材している。その他、雑誌などにスポーツ関連コラムを寄稿
福永あみ[フクナガアミ]
1968年、神奈川県生まれ。和光証券での勤務を経て、ケーブルラジオ局イーアールシーなどでディスクジョッキーを務める。渡米後、ロサンゼルス・コミュニティー・カレッジ、テレビブロードキャスティング学科卒業。現地の日本語学校で教職に就いた後、フリーランスの制作スタッフとして報道・情報番組取材など、幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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