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内容説明
砂町亘が記憶使いのメンバーとなって数ヶ月が経った。しかしいまだに妹・匡子の記憶の病は治らず、父もまた行方不明のままである。そんな日々の中、記憶書き換えの依頼に赴いた先で、同行していた高子が、父を見たと言い出した。慌てて後を追った二人が辿り着いた先には、長らく行方不明だった父・砂町隆俊が居た。久々の再会に戸惑う亘たちだったが、対する父の態度も何かが違う。もしや…記憶が―!?亘は匡子の日常を取り戻せるのか?そして伝説の記憶使い、ログの思惑とは!?息を呑む最終巻。
著者等紹介
中尾寛[ナカオヒロシ]
1974年、九州生まれ。北海道・東北育ち、東京在住。2004年、異形コレクション『妖女』(光文社文庫)の公募にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナガマツ
1
綺麗で納得できる完結だった。ページ数に対する濃度の高さを感じた。要点要点での盛り上がり方が何よりも良い。島でミケにたどり着くまで、父親を取り戻すための駆け引き、そしてラスト。異能系なのにバトル物じゃないってのも何か新鮮だったのかな。次回作も楽しみ2009/08/30
永山祐介
1
三巻で綺麗にまとめたなーという印象。最後まで家族の話を軸に書き切るには、これくらいの長さがちょうど良いと思う。しかし工藤は最後まで工藤だったなあ(苦笑)。2009/02/12
ぴい子
0
読み終わった後はスッキリした感じ。いいエンドだったと思う。だけど、ちょっと「うーん」と思った。最後の方はスピードが速すぎてついていけなかったのかも。。最後の方のハッキングとかよくわかんなかったけど、でも、いいエンドなのはわかりますw秋良の過去は?と思ったり…。載ってないんですね…。工藤最高に可愛いです!素敵な作品でした★2012/04/10
タカユキ
0
ヒロインとして扱われないヒロインが…これはこれで新しいかw2009/02/27
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