目次
第1章 カメラと一緒に歩いてみよう。
第2章 あなたの思いは、きっと写ります。
第3章 ゆっくりものを見てみよう。
第4章 ちょっと不思議な写真のしくみ。
第5章 写真は、ひとつの大切な“もの”。
第6章 季節の光の違いを写してみよう。
第7章 正しいカメラとレンズの使い方。
第8章 ケータイだって、写真がもっと好きになる。
著者等紹介
菅原一剛[スガワライチゴウ]
1960年生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、早崎治氏に師事。フランスにてフリーの写真家として活動を開始して以来、数多くの個展を開催すると同時に、広告写真およびCFなども手掛ける。2005年には、アニメ『蟲師』のオープニングディレクターを務めるなど、その活動は従来の写真の領域を越え、多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
40
いわゆる写真を上手く撮ろうという本ではない。上手くという言葉自体ないほうが当たり前だと思う。見る側が何かを感じ取ってもらう写真を撮るには、まず自分が写真を好きになることが大事。シャッターを押したらこんなの撮れました、面白い! そこからまず始まるのではないか。対象をゆっくり見るという項はなるほど。「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載されたものに加筆、編集されたもの。2015/03/04
ほじゅどー
11
★★★★★「思い通りの写真を撮るにはどうしたらいいか。撮ることを焦らずにゆっくりと相手の状態に眼差しを向ける」「技術の向上と引き換えに失くしてしまうものは“思い” 。“思い”こそがいい写真を撮るために欠かせない」「寂しかった時にはその寂しさが、楽しかった時にはその楽しさが写っている写真が何よりもいい写真」「上を向いて歩こう。視点がちょっと変わるだけで何かが大きく変わる」「マジックアワーは柔らかな光に包まれて美しい映像が撮れる」「自分の“アングル”を見つけた瞬間それまで見えていなかった何かが見える」2017/12/23
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
7
初心者の俺がすべて理解できると言ったら嘘になるけど、写真の楽しさ、奥の深さが伝わってくる本。あまりいろいろなことに興味がなかったけど写真の奥の深さを知って、そんな世界がほかにも溢れてることに何とも言えない気持ちになる。世界は奥が深い、生きてるうちに何を知って何を知らないで死ぬんだろう2013/09/12
baアタマ
5
2005-2007年「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されたものの書籍化。写真をとるのはすきだけどうまく撮れない。そんな訳で読んだ、けど技術より感覚・気持ちに力点が置かれていた。"ゆっくりと相手の状態に目を向けてみます。すると不思議なもので今度は向こうから、放っておいても勝手に何か語りかけてくる"というのは解る気がする。けど"お散歩"って言うおじさん、なんかヤダ。扉の写真-雨宿りするキリンの子-がとてもキュート。2012/08/01
Miyako Kimura
4
ほんとに写真が好きになった。自分の思いを写真に込めればいいんだ。じっくり対象と向き合ってシャッターを切ろうと思った。2015/03/09
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