内容説明
私たちは学校や社会で数多くの「単位」を学び、実際に使用して、さまざまな比較や情報収集をしています。しかし「単位」がどのようにしてつくられたのか考える機会はほとんどなく、なんとなく使用していることが少なくありません。本書では、そんな「単位」が生まれた由来や、進化の道すじを追いながら、身近なところで実際どのように使われているのかを探っていきます。
目次
第1章 単位ってなんだろう
第2章 単位はどこからやってきた?
第3章 「長さ」や「距離」を比べてみよう
第4章 「重い」と「軽い」の境目は?
第5章 「広さ」と「量」、そして「角度」を表す単位
第6章 現代人が気になる?「時間」と「速度」の単位
第7章 「エネルギー」にまつわる単位
第8章 目には見えない「音」と「温度」を表す単位
第9章 いろいろな「光」を表す単位
第10章 人名が使われている単位
第11章 その他の単位
著者等紹介
伊藤幸夫[イトウユキオ]
1964年、岩手県生まれ。ソフトハウス、編集プロダクションなどを経てフリーライターとなる
寒川陽美[サンガワハルミ]
埼玉県生まれ。プログラマー、SE、パソコンインストラクターなどを経験し、現在は、NPO法人「デジタルネットワークいわて」で、地域のデジタルデバイド(情報格差)をなくすことを目標に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
22
知ってるようで知らない単位のことを、わかりやすく解説。ノーベル物理学賞の湯川さんが(10のマイナス15乗メートル)という単位になっていたとは知らなかった。2018/01/08
Kouro-hou
16
単位の豆知識。単位の意味、成り立ち、命名由来が各2頁で200個まとめられている。人が何で何を測ろうとしたか、永久不変であるものをいかに求めたかという短篇集的にも読める。太陽が地平線に接触してから日の入りまでの約2分。ここまで不変を手中にしながら、その間に歩いた距離という個体差有りの1スタディオン。元々マウンドと本塁ベース間は45ftだった。が、とある投手に歯が立たずに段階的に延長。60.0ftで決まったが字が汚くて60.6ftでスタジアムを設計。気が付いた時には手遅れだったのでそれが基本になった。えええ?2015/12/09
まえぞう
2
単位の話しには昔から興味があって、ついつい手が出ます。この本は、理屈っぽい話しは少なく易しい内容なので、すぐに読めちゃいます。2017/03/26
みやぎ
1
長さ重さ、エネルギーや時間など、普段使っている単位の語源などの成り立ちが載っています。イラストも多いので楽しい。2016/04/02
ikatin
0
普段何気に使っているものも多数ありますが、その真意は知らない部分が多いようです。見開き2ページで1単位の話なので、適当に開いて読んでるとなかなか楽しいです。2010/06/03
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