内容説明
1066年、イングランドはノルマン軍の侵攻を受け、戦乱の渦中にあった。ダーケンウォルドの領主の娘エイスリンは美しさゆえに、父を殺した憎き相手ラグノールの目にとまりその身を奪われてしまう。父を殺され、母とともに奴隷の身に堕ちるエイスリン。そして新しい領主となったウルフガーの囚われの愛人となり、愛と憎しみに翻弄されていく―。不朽のヒストリカル・ロマンスが新訳で登場。
著者等紹介
ウッディウィス,キャスリーン・E.[ウッディウィス,キャスリーンE.][Woodiwiss,Kathleen E.]
1939年アメリカ・ルイジアナ州生まれ。「ヒストリカル・ロマンスのファースト・レディ」と称される。1972年に『炎と花』を発表して以来、35年間で14作品を上梓。全作品が『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストに選ばれ、アメリカだけでも3600万部超のセールスを誇る。2007年没
橘明美[タチバナアケミ]
お茶の水女子大学文教育学部(仏文学・仏語学専攻)卒業。メーカーに勤務し、フランス駐在員などを務める。現在、フランス語・英語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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