出版社内容情報
温泉の効能を科学的な視点でバッチリ解説!!
人は古代から心と身体を癒すのに、温泉を積極的に活用してきました。
ただ、温泉にも天然と人工があり、また泉質によって効能が変わります。
そこで本書では、温泉とはなにかという基礎知識から、
入浴法、飲泉やタラソテラピーといった活用法までを解説します。
はじめに
第1章 温泉とは
第2章 温泉の性質と分類
第3章 温泉の分布と熱
第4章 温泉の効能と利用法
第5章 温泉の起源と変化
第6章 温泉に関する規約
第7章 温泉の利用と管理
第8章 温泉の文化と芸術
第9章 温泉の名物
第10章 現代の温泉の課題
おわりに
参考文献
索引
はじめに
第1章 温泉とは
温泉偽装事件
天然温泉と人工温泉
温泉法の成立と鉱泉分析法指針
温泉と鉱泉
火山性温泉
非火山性温泉
海底の温泉
コラム 温泉の色
第2章 温泉の性質と分類
温度(泉温)による分類
液性(pH)による分類
浸透圧による分類
化学成分による分類(泉質)
成分の濃度単位
特殊成分
放射能温泉
ORP値
循環式温泉とかけ流し温泉
コラム 有機成分
第3章 温泉の分布と熱
温泉の数と源泉
東高西底の温泉分布
温泉の熱放出量
地熱の有効利用
増加する揚湯量
温泉沈殿物(湯の華)
コラム 地震と温泉
第4章 温泉の効能と利用法
温泉分析書と温泉掲示
源泉と浴槽
温泉の効能
飲んでもおいしい単純温泉
肌によい酸性温泉とアルカリ性温泉
怖くない放射能温泉
温泉の利用法
コラム 入浴回数
第5章 温泉の起源と変化
温泉の発見
同名温泉
温泉生物
ドクターフィッシュ
温泉水の起源
温泉の泉質変化
色やにおい、味などの変化
コラム クレオパトラの水
第6章 温泉に関する規約
温泉権
宇奈月温泉訴訟
温泉環境権
環境と人間
温泉法の改正
温泉と天然記念物
温泉の評価
コラム 天然記念物の現状
第7章 温泉の利用と管理
温泉ガスによる事故
スケール析出
酸性泉と腐食
沈殿制御剤
温泉の衛生と安全
温泉と健康
コラム 入湯料金
第8章 温泉の文化と芸術
わが国の温泉の歴史
外湯と内湯
見直される秘湯
温泉と文学
温泉と音楽
温泉美術館
コラム 心のゆとり
第9章 温泉の名物
温泉の土産
温泉の建物
温泉と浴衣
散策
温泉からの眺望
コラム 温泉番付
第10章 現代の温泉と未来
温泉と観光
異文化交流
温泉と研究
温泉学
日帰り温泉
入浴の功徳
湯けむり
コラム 温泉情緒
おわりに
参考文献
索引
【著者紹介】
1975年、東京大学理学部地学科卒業。1981年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(鉱物学専攻)。理学博士(東京大学)。現在、香川大学教育学部教授。日本温泉科学会評議員・理事。日本温泉科学会第58回大会長などを務める。共著を含めた著書に、『温泉学入門』『資源論入門(コロナ社)、『温泉科学の最前線』(ナカニシヤ出版)、『天然無機化合物』(裳華房)などがある。2013年9月に日本温泉科学会功労賞を受賞。
内容説明
人は古代から心と身体を癒すのに、温泉を積極的に活用してきました。ただ、温泉にも天然と人工があり、また泉質によって効能が変わります。そこで本書では、温泉とはなにかという基礎知識から、物理的効果や成分による違い、代表的な入浴法、飲泉やタラソテラピーといった活用法、さらには温泉の歴史から温泉土産まで、温泉を10倍楽しむために役立つ知識を解説していきます。
目次
第1章 温泉とは
第2章 温泉の性質と分類
第3章 温泉の分布と熱
第4章 温泉の効能と利用法
第5章 温泉の起源と変化
第6章 温泉の関する規約
第7章 温泉の利用と管理
第8章 温泉の文化と芸術
第9章 温泉の名物
第10章 現代の温泉と未来
著者等紹介
佐々木信行[ササキノブユキ]
1975年、東京大学理学部卒業。理学博士(東京大学)。現在、香川大学教育学部教授。日本温泉科学会評議員・理事、日本温泉科学会第53回大会長などを務める。2013年9月に日本温泉科学会功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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