サイエンス・アイ新書
プリンに醤油でウニになる―味覚センサーが解明した仰天の食の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797341249
  • NDC分類 491.177
  • Cコード C0240

内容説明

うま味を発見したのが日本人であるように、私たちは繊細な味覚と嗅覚をもっています。この味覚と嗅覚で感じるテイストを世界で初めて計測したのが著者のすごいところ。味覚センサーが示す“食譜”によって、“おふくろの味”でも何でも再現可能になったのです。嗜好を数値化し視覚化したユニークな先端科学をお楽しみください。

目次

第1章 味って何だ
第2章 味を測る
第3章 味はバーチャル
第4章 においもバーチャル!
第5章 味の不思議に迫る
第6章 味覚センサーの進化
第7章 味覚・嗅覚感性文化
付録 テイストマップ

著者等紹介

都甲潔[トコウキヨシ]
1953年、福岡生まれ。九州大学卒業後、工学部電子工学科助教授を経て、九州大学大学院システム情報科学研究院教授。著書に『感性の科学』(朝倉書店、日本感性工学会出版賞受賞)など多数。世界で初めて「味を測る」という概念を提唱し、味覚センサーを開発した功績で文部科学大臣表彰・科学技術賞受賞。種々のテレビ番組にて味とにおいに関する科学技術の啓蒙活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とりもり

2
味もにおいもバーチャルという主張に対して、最初は半信半疑だったが、読み進むに連れて納得。5つの基本味(酸味、塩味、苦味、甘味、うま味)の組み合わせで味が構成されることを、光の三原色の比喩で説明されれば、ある程度は納得できる。また、著者自身もこれが味の全てを表現するものではなく、感性だけで語られていた味に基準を持ち込んだことに意義があると認めている点にも好感が持てる。惜しむらくは、際物にしか見えないタイトルのセンスのなさか。2011/12/27

phmchb

1
『免疫学入門(UpBiology)』の次に読み終わりました。 味センサの存在には驚いた。

NEETもどき

0
やはりチョコミントアイスは歯磨き粉味だった!2016/06/17

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