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内容説明
カナリヤの管理人・笹緒が伊佐たちの住むマンションにやってきた。掛け軸から逃げだした赤い猫を探すのを手伝ってほしいというのだ。難航する猫探しの中、雪が思いついたのが、袴田に妖怪相手の飯屋を開業させ、やってきた妖怪達から猫の目撃情報を集めるという方法。曰く、袴田の作る食事は妖たちに受けがいい、ということなのだが―狼狽する袴田をよそに、妙にやる気満々の一同。果たしてコトの成否やいかに!?修験僧を目指す高校生・袴田が、幽霊に育てられた少年・伊佐や雪女の息子・雪、そしてその仲間達と織りなす当世妖怪奇譚。ハートフルな4編を収録した、シリーズ第3弾登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岩月クロ
1
[再読]二回目(いや…もう三回は読んでるか?)読んでようやく思ったのだけど、『伊佐と雪』の意味は、「二人が話の中心」ではなくて、「袴田にとっての"彼ら"の存在について」なのかな…。袴田はどんどんお母さんになってる気がする(立場は弱い(?)のだけれども)。雪と玄太郎は完全に「子供」だけど、伊佐とヒメは…?伊佐も「お母さん」っぽい…ヒメはなんだろう……なんて考えつつ。でんでんの料理食べてみたいなー。(でんでんでは食べれないけど…とりあえず生きて帰ってこられない気がします)2011/11/05
ぽてち
1
赤猫の話はいいですね。それにしても袴田さんの手料理が食べてみたいです。2011/06/28
kanon
1
袴田の料理は人にとってはどうなのか・・・気になります。まる可愛いいです♪2011/06/08
ユウ@八戸
1
袴田、いいやつというか流されやすいというか…。赤猫の話は大好きです。2011/03/07
さつき
1
夏になるとモテる雪ってなんかいいな。袴田が切ない感じのまま終わってしまったので次が気になる。2010/09/10
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