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内容説明
高校生の大和一哉には、人には言えない秘密がある。それは普通じゃない両親から、一般人を超越した身体能力を受け継いでいることだ。周囲から浮き立ってしまわないよう、能力をひた隠しにしてきた一哉だったが、そのためのストレスはもはや爆発寸前。そんな彼に、悪の組織の元大幹部・母ミスラが勧めたのは「全力を出しても大丈夫」で、しかも生徒の大半が女子で超売り手市場という、夢のような学園への転校だった。嬉々として転校を決めた一哉だが、登校した先で待っていたのは、改造人間の遺伝子を引き継ぎ、変身能力を持った同級生たち。アレ、ここ悪の養成所!?正義の味方を標榜する敵まで現れて、どうなる?一哉の学園生活。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎明
2
前口上へのこだわりや、不器用に正義を貫こうとする姿なんかはとてもヒーローっぽい。確かに前口上は合理的じゃないし弱点になってるかもしれないけど、中世の侍が名誉を重んじて戦場で名乗りをあげたように、自らの存在を賭してでも守り抜きたいものがある。うーん、熱い! こういったジャンプ的な熱さは嫌いじゃないなぁ。内容的には伏線がたくさんあったようなので、次回にも期待。2011/07/20
ニル
2
GA文庫初期作品。散りばめられた心理的伏線が後半への少年漫画的カタルシスにグッと込められていて、期待を裏切らず、予想が所々裏切られた。設定が特殊気味なものの、清々しい王道ラノベ。特撮ヒーロー好きには是非読んで欲しい。確かにカブト以降は前口上あるよねw 「心に太陽当ててるか?」2010/06/23
sskitto0504
1
なかなか楽しい。2013/06/20
Shishu_ya改め刺繍屋
1
改心した元悪の組織と心の歪んだ自称正義の味方の戦いが学園を舞台にして繰り広げられる、といったようなお話でした。両方の血を受け継ぐ主人公が自分の信念に従って行動する様は爽快でしたが、ヒロインが蜘蛛の改造人間であり、精神的に動揺すると糸を出すのですが、これには最後まで馴染めませんでした。2012/09/01
秋野
1
王道系ー。能力学園にはいったよー的なの2012/07/31