内容説明
人望とは持って生まれた才能ではないし、人心掌握に長けた天才だけが持ちうる武器でもない。人望を得るためには、言葉と行動を変えさえすればいいのだ。相手を動かしたい、相手から信頼を得たい、やる気を出させたい。そんなときに効果的なセリフや行動の数々―。人間関係を制するために、いまからすぐに習得できる実践テクを大公開。
目次
第1章 「人望」とはスキルである
第2章 ほめる(なぜ人は人をほめないのか?;ほめるコツとは?)
第3章 しかる(効果的にしかるスキル)
第4章 動かす
第5章 励ます(余計に相手を落ち込ませる「NG」励まし例;元気と勇気を呼び覚ます「OK」励まし例)
第6章 目標となる(「この人についていきたい!」と思わせる10大実践スキル)
著者等紹介
伊藤明[イトウアキラ]
心理学者(博士)。(株)東京心理コンサルティング代表取締役。早稲田大学政治経済学部を卒業後、NTT勤務を経て、慶應義塾大学大学院博士課程修了。ビジネス心理学ならびに男性・女性心理学を専門とし、企業研修やコンサルティング業務から、マスコミ活動まで幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
5
「人望」などと大きなこと言っているけど、職場での人間関係のコツやマナーの話。 何かに悩んだとき「プラス10点の自分だったら、どう対応するか?」と考えるという発想は明日から使おうと思う。2013/10/21
仲本テンカ
4
私に足りないものってなんだっけ? あ、そうそう「人望」だ! と気づきこの本を手にとってみました。どうやら「人望」を得るには、相手をきちんと「褒める」ことが重要らしい。「よーし、それなら明日っから人を褒めまくってやるぞ!」というのは私にはムリです。なので、ノルマ制。今日から二週間…… いや、一週間は誰かを毎日「褒める」を実行してみようと思います。続けられるかどうかはその後に考えたく思います…… あぁ、そんなこと言ってるから「人望」がないんだよなぁ。2012/07/23
no_hi
2
人望とは、「人を動かすことができ、ついていきたい、一緒にいたいと思わせられる」こと。性格や才能ではなく、言動や行動を変えることで身につけられるスキルだ。英会話の習得と似ていて、Aという状態のときBという行動(発言)をする。その結果、相手から好感、信頼を得られることができるという単純なこと。本書には、その方法が具体的に分かりやすく書かれている。英会話と同じで、繰り返し実際に意識して使うことが大切。2015/10/03
しゅうりょう
1
わかりやすい。この本のとおり行動するなら出来そう。でもスキルであると言い切るようなスキルなのかな。才能ではないという話は勇気づけられるので読んでよかったと思いました2015/11/13
おさっきー
0
人望をより持つためにはどうしたらいいのか?考えるよりも行動で、その具体的な事例が内容のほとんどを占めている。時々開けてみて、ここに書いてある言葉を覚えていけば、実際に使えそう。2011/02/15