内容説明
一度、発病すると転移・再発で死にいたるこわい病気、それががんです。発がん物質や放射線の危険はよく知られていますが、最初の原因は意外にも遺伝子の複製ミス。最先端の研究と診断で判明したがんの仕組みと予防・治療をがんの個性からひもときます。
目次
第1章 がんとは何か
第2章 遺伝子の仕組み
第3章 ヒトの個性とがんの個性
第4章 がん治療の過去と現在
第5章 個別化医療とバイオマーカー
第6章 未来のがん診断とがん医療
第7章 がんに関するQ&A
著者等紹介
多田光宏[タダミツヒロ]
1957年北海道生まれ。1982年に北海道大学医学部を卒業後、脳神経外科学を学び、現在は北海道大学遺伝子病制御研究所準教授。専門は、分子生物学およびバイオインフォマティクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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phmchb
0
『肥満遺伝子』の次に読み終わりました。
ソーシャ
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がんの仕組みからがん研究の最先端までを書いた一般向けの新書。著者も書いているように一般人には難しい部分があるかもしれませんが、全体的に分かりやすく書かれています。分子生物学の基礎知識についても書かれているので生物系学生の知識確認に使うのもいいですね。2012/04/28
ルアット
0
タイトルどおりがんの仕組みが理解できた。ちょっと難解に思えるところもところどころあったが、がんというものがどういうものなのかがわかった2009/07/31
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