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内容説明
香絵が雑用バイトをしている日比野探偵事務所に、ある日舞い込んだ依頼は「あるはずのない道に消えた夫を捜して欲しい」という不思議なものだった。子どもの頃から幾度となく小さな“不思議なこと”を体験してきていた香絵は、そんな自分の経験が何かに役立つかもしれないと思い、いつもはかかわらない調査へと同行する。人が消えたというその道は、なんの変哲もないただのT字路に見えた。しかし、道に霧がたちこめてきたその時、なんとあるはずのない道が現れ、そこは十字路に変わっていたのだった!矢崎存美が贈る、新不思議物語が始まる。
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
12月12日、埼玉県生まれ。1989年、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
70
連作短編集。不思議なことを体験できてしまう主人公の探偵見習い?ミステリーって感じ。湖の秘密がイイ。2015/05/16
Yuna Ioki☆
36
1438-134-41 ふわふわ不思議ちゃん系ミステリ。嫌いじゃないけれどぶたぶたさんシリーズの方がいいなあ。2016/05/16
キラ@道北民
19
ぶたぶたシリーズ同様、何とも分類しにくい不思議物語。きっと、本能的な感覚が敏感な人たちの話なんだろうな・・・引っ掛かるところを見過ごせず悩んだり迷ったりして、ちょっとずつ成長するんだろう。あ!美味しいものは出て来なかった。続きも読んでみよう!2015/10/03
メルル
9
矢崎氏はやっぱり不思議な力を持った女の子のお話がお好きなようです。探偵事務所で事務のバイトをしつつ、助手をこなす池沢香絵。小さいころから不思議な体験をしてきた。その力で依頼を解決していくのですが、その力がうまく説明できない。霊が見えるってわけでもないようですし…。「食堂つばめ」のような街も登場します。しかし美味しい料理は提供されません(笑) あっさりめのお話でした。2014/10/19
た〜
9
ちょっとファンタジックな短編連作。探偵事務所で事務員としてアルバイト(採用理由は探偵を志望しないから事務や雑務に専念してくれるから)している主人公が何故か不思議な事件の解決を助けたり、ご指名で解決を依頼されたり・・・ ちょっとほっこりするお話2013/10/17