GA文庫<br> ジョン平とぼくと

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GA文庫
ジョン平とぼくと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797337112
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

そこは小さな魔法が日常的に存在する世界。魔法の苦手な高校生・北見重は、大した能力もなさそうな彼の使い魔・ジョン平とともに、なんとか日々をやりすごしている。目下の悩みのタネは、3週間後に予定されている魔法実技の試験である。そんなある日、重の通う高校に、新任の物理化学教師がやってくる。普段使われていない化学室の個人利用を許されていた重にとっては、自分の居場所がなくなるかどうかの一大事。しかし実際には、それはもっと大きな出来事の序曲にすぎなかったのだった。架空科学系テキストサイト「大西科学」が贈る、ハートウォーミング・ファンタジー。

著者等紹介

大西科学[オオニシカガク]
兵庫県生まれ。会社づとめをしつつ子育てに奮闘する三児の父。98年頃から「大西科学」というウェブサイトで雑文を書いていて、そこではジャッキー大西という名乗りで知られている。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フタ

2
ゆるくて不思議でかわいくて大好き( ´ω` )2019/08/12

m-bird

2
そう、SFなのだ。良くも、悪くも。それもハードSF。解説に寄せる小川一水氏の言葉を借りれば、不思議でないものが科学で、不思議なものが魔法なのだ。そもそもライトノベルで解説があり、それを小川氏が書いているという事実から察しよう、という話である。さて、ハードSFと私は言った。ゆっくりと世界感を描いてゆき、その世界での常識をゆったり描いているさま。それがイーガンやギブスンらが執筆していた作品たちと通ずるのだ。まあ、つまり堅い。ライトノベルにしては。けれど、甘酸っぱく丁寧な物語は確かに青春ライトノベルなのだ。2013/02/04

ソラ

1
内容紹介 使い魔と少年の、ゆるゆる現代ファンタジー 魔法の苦手な高校生・北見重が、それでもなんとかやりすごしていた日々は、新しい教師が赴任してきたのをきっかけに大きく動き始める。2009/12/15

牛歩

1
人を文系・理系の2タイプに分けてしまうのはどうかと思いつつ、けれど読了して真っ先に出た感想は「理系だな~」だった。物語が企図されたラストに向かって着々と進んでいく。小説としてのドラマはあれど決して暴走しない。キャラやストーリーの力(キャラが勝手に、ストーリーが自然と、というアレだ)に呑まれない。常に「制御されている」のだ。いわゆる文系の自分には突き放した印象さえ受ける。それでいて無味乾燥な作品という結論にならなかったのは、その「制御」が主人公に対して都合良く働いているわけではないからだろう。(※欄に続く)2010/09/13

core

0
ちょっと世界観の説明が長すぎてだれてる印象。続刊に期待。2012/03/27

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