内容説明
キリストの手になる幻の福音書『愛の書』。その存在を確信する作家のモリーンは、「黄金の谷」を訪れるよう少女が告げる夢を見た。同じころ、彼女のもとに中世の女伯爵マティルダの署名入りの古文書が届く。古文書と『愛の書』の関連を探り、マティルダが建立した修道院を訪れたモリーンは、そこで夢で見たのとそっくりの少女に古い本を渡された。その直後、モリーンの身に危険が!マグダラのマリアに選ばれた「待ち望まれし者」モリーンが壮大な謎を追う歴史ミステリー。
著者等紹介
マゴーワン,キャスリン[マゴーワン,キャスリン][McGowan,Kathleen]
ロサンゼルス在住の作家。マグダラのマリアの福音書をテーマにしたデビュー作の『待ち望まれし者』は、アメリカで当初自主制作で出版されたが、その後、大手出版社が150万ドルで出版権を取得して話題を呼んだ。刊行後、全米ベストセラーとなり、たちまち世界40カ国で発売が決定
黒川由美[クロカワユミ]
翻訳家。津田塾大学英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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