内容説明
ごく小規模なメーカーだったブラジルのセムコ社。父親から会社を引き継いだ新社長のセムラーは、革新的な経営改革を断行し、ブラジルを代表する優良企業に蘇生した。その背景にあるのは、「会社は社員のものであり、会社の目標は利益を上げることではなく、社員全員が幸せになること」という経営哲学。企業の究極の目的と、その達成法を教えてくれる。
目次
自然体のビジネスのすすめ
兵役とのかかわり
ディッキー博士
間違った出発
まっしぐらの時代
バランスの維持
さらなる征服へ
トラブルの兆候
改革の起点
従業員による経営〔ほか〕
著者等紹介
セムラー,リカルド[セムラー,リカルド][Semler,Ricardo]
1959年オーストリア生まれ。ブラジルで学生に最も人気の高いコングロマリット企業セムコ社CEO。セムラー氏が21歳で父親から経営をバトンタッチされた時点では、同社は倒産の恐れさえある小規模な会社だった。その後、大胆な組織改革を行い、革新的な経営理念を導入することで従業員の意識改革と経営参加による再建に成功。また、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などで頻繁に講義をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
5
2019年286冊目。戦略というより、セムラー社の自伝的な要素を含めつつ会社って何なの?社員って何なの?という事を考えさせられます。2019/11/22
布団
0
「極端なことを言えば、セムコ社では誰もが自分の持つ可能性を極限まで追求でき、管理監督の必要を可能な限り少なくすることに努力目標を置いている。」「ルールなるものは、組織の構成員に、企業は創造性を維持し、状況に適応できなければ生きていけないのだということを忘れさせてしまう。」2012/10/18
dancewithstars
0
新世紀の経営指南書として2009/12/31
おのちん
0
☆☆☆☆:物語調なので比較的読みやすいものであった。2009/05/06
よしてつ
0
ノウハウ本よりこっちの歴史物のほうがおもしろかった2008/07/10
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- 和書
- おさしづ一日一言