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内容説明
「悪霊よ、去れ!」修験者を志す高校生・袴田幸太郎が力を込めて突き出した数珠は、しかし何の効果も生み出さなかった。「袴田さん、お上手ですね。凄い、凄いですよ」などと拍手とともに真面目に感心されたりして―袴田が転校先で出会った2人の少年は、それでもしっかりと、普通の人間ではないのだった。母親の幽霊に育てられたという不思議な少年「伊佐」と、万年不機嫌そうな雪女の息子「雪」。そんな彼らと一緒の道行きは、やっぱり怪異な事件のオンパレードで…。1人と2匹(?)とその愉快な仲間達が織りなす、楽しくてハートフルな当世妖怪奇譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
7
「悪霊よ、去れ!」修験者を志す高校生・袴田幸太郎が力を込めて突き出した数珠は、しかし何の効果も生み出さなかった。「袴田さん、お上手ですね。凄い、凄いですよ」などと拍手とともに真面目に感心されたりして―袴田が転校先で出会った2人の少年は、それでもしっかりと、普通の人間ではないのだった。母親の幽霊に育てられたという不思議な少年「伊佐」と、万年不機嫌そうな雪女の息子「雪」。そんな彼らと一緒の道行きは、やっぱり怪異な事件のオンパレードで…。2006/09/17
ユウ@八戸
4
妖怪系だけど、ほんわかしててちょっと切ない。表紙の三人が主人公だと思って買ったら少し違いましたが。まあ、袴田は表紙って顔じゃないか…?2011/03/06
椎名
1
パッとしない作品ではあったが、挿絵の効果が強く雰囲気や空気感は好きだった。もう少し盛り上がりか切なさか、なにかあれば良かったんだけどなぁとちょい残念。勿体ない。2014/02/16
岩月クロ
1
[再読]どのキャラも好きなんだよなー、と思いながら久々に再読。初めガルガル言ってたのに美味しいご飯で許しちゃう玄太郎に、気温で気分が左右される(でも普段から素直じゃないからわかりにくい)雪、穏やか〜に周りの一癖二癖ある人(…人?)たちをいい感じにまとめる伊佐と女の子大好きなお姫様!素敵です。…でもなにより好きなのは、堅物で融通効かなくて、おまけに抜けていて、でも一生懸命――なんだけど、主人公なのに本のタイトルから外されちゃう役回りの袴田さんだったりする(笑)2011/11/03
ぽてち
1
表紙買い。てっきり表紙の子たちが主人公だと思ったらそうじゃない。妖怪+ちょい不思議話な印象。2011/06/24
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